「老化の時計」を遅らせるための、
アンチエイジンク。
身体の中には、小さな、けれどもきわめて精密な時計が組み込まれています。それはカチコチ・・・と無情に時を刻みながら、「老い」という好ましくない方向に追い立てていく時計です。〈この時計を止めたい〉−誰もがそう思うことでしょう。しかし、この時計は、ただ願うだけでは止まりません。むしろ何もしなければ、そのスピードを速めるだけです。反対に今、正しい対処を施すことで、その「老化の時計」を遅らせることはできます。
10歳〜20歳若い心身を得て、元気で聡明な70〜80蔵を迎えるための医学。それが「アンチエイジング」(抗加齢)の医学です。それはとりもなおさず究極の予防医学であるともいえます。
40歳を境にあらわれ始める「老化のサイン」。
ひとの老化は、「さぴる」「しぼむ」「風化する」という三大老化作用の相乗的な関わりによって進行し、40歳を境に目に見えて自覚しはじめます。次第に地球の重力に勝てなくなり、見た目から身体つきが変わり、口の中もむし歯や歯周病で歯を失い入れ歯を入れるなど、その様子に愕然とする一方で、身体の内部でも老化が進行し始め、同時にガン遺伝子にもスイッチが入り、数年から十数年後の重大な事態へと着実に向かっていきます。
まずはこうした老化のサインに気づくこと。そして、そのためのチェックを怠らないこと。すなわち自分の身体を正しく知ることから、アンチエイジング〈抗加齢〉は始まります。