2008/7/13 11:08

まだ梅雨の明けない岩手県・安比高原。7月11日は朝から緑が美しい高原が霧に覆われて、その姿をほとんど見ることが出来ない。さらに雨も弱いが降り注いで路面は濡れてしまっている。そんな中、「2008みちのくステージレース in いわて(兼高校生男子海外派遣選考大会)」の第1ステージが、まず女子カテゴリーから開始された。
今大会に出場する女子は4チーム・14名と寂しいが、顔ぶれは注目必須であろう。Ready Go JAPANパールイズミとして出場する豊岡英子(Team Ayako Toyooka)は、昨年のツール・ド・とうほくの覇者であり、シクロクロスの全日本チャンピオンとしても名高い選手。先日の全日本選手権ロードレースのジュニア女子で優勝した木村亜美(石田高校)は今回、高体連選抜チームの一員として出場。ベテランと若い選手で構成する北海道選抜や、ツール・ド・とうほくの常連チームであるVOLCAオードビーBOMAの活躍も気になるところだ。
霧雨の中、選手たちは朝9時から1分ごとに、登坂を含む6.3km個人タイムトライアルコースに颯爽と飛び出していった。スタートしてしばらく走ると、選手の姿が霧に消えていくコースは、最初の約2kmは平坦〜下り基調であるが、3km地点からゴールの6.3km地点までは約120mの高低差を駆け上がる。
この山岳コースを制したのは、12分41秒で走った豊岡選手。2位のチームメイトである西 加南子選手を12秒引き離したタイムで、個人総合を狙う好位置の発進となった。3位は、北海道選抜で普段はデュアスロンで活躍する米田和美がつけた。
女子の後におこなわれた男子高校生は女子レースと同じコース・距離を走り、10分37秒でゴールした近畿高体連選抜の高校2年生の大中 巧基選手が優勝となった。レース後におこなわれた表彰式では、女子・男子高校生の各優勝者が黄色いチャンピオン・ジャージに袖を通した。
明日は、2日目の第2ステージ、個人ロードレースが岩手県八幡平温泉郷コースを舞台に男子高校生が80.3km、女子が35.3kmで開催される。
第1ステージ結果および個人総合時間賞
1位 大中 巧基 近畿高体連選抜 10:37.896
2位 山本 元喜 近畿高体連選抜 10:39.537
3位 小村 知之 青森県高体連選抜 10:43.927
4位 石橋 修 青森県高体連選抜 10:45.708
5位 逢坂 弘紀 青森県高体連選抜 10:46.662
6位 新井 翔太 関東高体連選抜 10:53.216
7位 笠原 恭輔 関東高体連選抜 10:56.209
8位 郡司 昌紀 関東高体連選抜 10:59.124
9位 高宮 正嗣 北海道高体連選抜 10:59.517
10位 中村 政嗣 四国高体連選抜 11:05.386
団体総合時間賞
1位 青森県高体連選抜 0:32:14
2位 近畿高体連選抜 0:32:41
3位 関東高体連選抜 0:32:48
4位 九州高体連選抜 0:34:02
5位 北信越高体連選抜 0:34:02
6位 宮城県高体連選抜 0:34:05
女子
第1ステージ結果および個人総合時間賞
1位 豊岡 英子 Ready Go JAPANパールイズミ 12:41.155
2位 西 加南子 Ready Go JAPANパールイズミ 12:53.060
3位 米田 和美 北海道選抜 13:04.819
4位 酒井 真清 Ready Go JAPANパールイズミ 13:12.739
5位 星川 恵利奈 高体連選抜 13:19.573
6位 木村 亜美 高体連選抜 13:21.299
7位 岩田 知夏 高体連選抜 13:53.418
8位 小島 綾子 VOLCAオードビーBOMA 13:55.613
9位 松田 千裕 北海道選抜 14:33.409
10位 青木 房江 VOLCAオードビーBOMA 14:34.631
団体総合時間賞
1位 Ready Go JAPANパールイズミ 0:25:34
2位 高体連選抜 0:26:40
3位 北海道選抜 0:27:37
4位 VOLCAオードビーBOMA 0:28:29

2008みちのくステージレース in いわて 1日目 グラフィックス
text&photo:Mutsumi.SUDO
2日目→
2008みちのくステージレース in いわて1日目
霧の安比高原・山岳個人TTを制したのは男子高校生は大中、女子は豊岡
『個人TTをスタートする豊岡英子(Ready Go JAPANパールイズミ)』 |
『女子の優勝・豊岡 英子(Ready Go JAPANパールイズミ)』 |
『男子高校生の優勝・大石がチャンピオンジャージを受ける』 |
今大会に出場する女子は4チーム・14名と寂しいが、顔ぶれは注目必須であろう。Ready Go JAPANパールイズミとして出場する豊岡英子(Team Ayako Toyooka)は、昨年のツール・ド・とうほくの覇者であり、シクロクロスの全日本チャンピオンとしても名高い選手。先日の全日本選手権ロードレースのジュニア女子で優勝した木村亜美(石田高校)は今回、高体連選抜チームの一員として出場。ベテランと若い選手で構成する北海道選抜や、ツール・ド・とうほくの常連チームであるVOLCAオードビーBOMAの活躍も気になるところだ。
霧雨の中、選手たちは朝9時から1分ごとに、登坂を含む6.3km個人タイムトライアルコースに颯爽と飛び出していった。スタートしてしばらく走ると、選手の姿が霧に消えていくコースは、最初の約2kmは平坦〜下り基調であるが、3km地点からゴールの6.3km地点までは約120mの高低差を駆け上がる。
この山岳コースを制したのは、12分41秒で走った豊岡選手。2位のチームメイトである西 加南子選手を12秒引き離したタイムで、個人総合を狙う好位置の発進となった。3位は、北海道選抜で普段はデュアスロンで活躍する米田和美がつけた。
女子の後におこなわれた男子高校生は女子レースと同じコース・距離を走り、10分37秒でゴールした近畿高体連選抜の高校2年生の大中 巧基選手が優勝となった。レース後におこなわれた表彰式では、女子・男子高校生の各優勝者が黄色いチャンピオン・ジャージに袖を通した。
明日は、2日目の第2ステージ、個人ロードレースが岩手県八幡平温泉郷コースを舞台に男子高校生が80.3km、女子が35.3kmで開催される。
レース結果
男子高校生第1ステージ結果および個人総合時間賞
1位 大中 巧基 近畿高体連選抜 10:37.896
2位 山本 元喜 近畿高体連選抜 10:39.537
3位 小村 知之 青森県高体連選抜 10:43.927
4位 石橋 修 青森県高体連選抜 10:45.708
5位 逢坂 弘紀 青森県高体連選抜 10:46.662
6位 新井 翔太 関東高体連選抜 10:53.216
7位 笠原 恭輔 関東高体連選抜 10:56.209
8位 郡司 昌紀 関東高体連選抜 10:59.124
9位 高宮 正嗣 北海道高体連選抜 10:59.517
10位 中村 政嗣 四国高体連選抜 11:05.386
団体総合時間賞
1位 青森県高体連選抜 0:32:14
2位 近畿高体連選抜 0:32:41
3位 関東高体連選抜 0:32:48
4位 九州高体連選抜 0:34:02
5位 北信越高体連選抜 0:34:02
6位 宮城県高体連選抜 0:34:05
女子
第1ステージ結果および個人総合時間賞
1位 豊岡 英子 Ready Go JAPANパールイズミ 12:41.155
2位 西 加南子 Ready Go JAPANパールイズミ 12:53.060
3位 米田 和美 北海道選抜 13:04.819
4位 酒井 真清 Ready Go JAPANパールイズミ 13:12.739
5位 星川 恵利奈 高体連選抜 13:19.573
6位 木村 亜美 高体連選抜 13:21.299
7位 岩田 知夏 高体連選抜 13:53.418
8位 小島 綾子 VOLCAオードビーBOMA 13:55.613
9位 松田 千裕 北海道選抜 14:33.409
10位 青木 房江 VOLCAオードビーBOMA 14:34.631
団体総合時間賞
1位 Ready Go JAPANパールイズミ 0:25:34
2位 高体連選抜 0:26:40
3位 北海道選抜 0:27:37
4位 VOLCAオードビーBOMA 0:28:29
2008みちのくステージレース in いわて 1日目 グラフィックス
text&photo:Mutsumi.SUDO
2日目→