トップページ社会ニュース一覧日食網膜症の疑い 全国で70人超
ニュース詳細

日食網膜症の疑い 全国で70人超
5月22日 13時26分

21日の金環日食を直接見るなどして目に異常を感じたと訴え、眼科を受診した人はさらに増え、これまでに全国で74人に上っています。
日本眼科学会は、網膜が傷つく「日食網膜症」の疑いがあるとして、時間がたっても目に異常を感じたら眼科を受診してほしいと呼びかけています。

日本眼科学会によりますと、21日の金環日食や部分日食を見て目に異常を感じたと訴え眼科を受診した人はさらに増え、22日午前11時現在、東京や大阪など18の都道府県で、12歳以下の子ども16人を含む合わせて74人に上っています。
受診した人たちはいずれも目に痛みや違和感を感じると訴えていて、網膜が傷つく「日食網膜症」の疑いがあり、中には22日になっても症状が改善しないケースもあるということです。
日本眼科学会によりますと、「日食網膜症」は、症状が重い場合、ものがゆがんで見えたり視野の一部が欠けたりするほか深刻なケースでは視力が低下することがあるということです。
「日食網膜症」は、時間がたってから症状が現れるケースもあり、日本眼科学会は異常を感じたら専門医のいる眼科を受診してほしいと呼びかけています。

[関連ニュース]
このページの先頭へ