トップページ社会ニュース一覧7人死亡バス事故 運転手再逮捕へ
ニュース詳細

7人死亡バス事故 運転手再逮捕へ
5月21日 20時21分

群馬県の関越自動車道で大型バスが道路脇の壁に衝突し、乗客7人が死亡した事故で、逮捕された運転手が国の営業許可を受けずにバス会社の名義を借りて、みずからバスツアーを運行していた疑いが強まったとして、警察は道路運送法違反の無許可営業の疑いで運転手を再逮捕する方針を固めました。

先月29日、群馬県の関越自動車道で大型バスが道路脇の防音壁に衝突し、乗客7人が死亡した事故で、警察はバス会社「陸援隊」の運転手、河野化山容疑者(43)を自動車運転過失致死傷の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、河野運転手は安全管理上で違法とされる「日雇い」の雇用形態だったということです。
さらに警察のその後の調べで、河野運転手が国の営業許可を受けずに「陸援隊」の名義を借り、自分が所有する4台のバスを使ってみずからバスツアーを運行していた疑いが強まったということで、警察は近く道路運送法違反の無許可営業の疑いで河野運転手を再逮捕する方針を固めました。
河野運転手は去年7月から「陸援隊」でバスの運転手をしていて、警察は河野運転手が無許可営業の状態でバスツアーを繰り返していなかったか実態を調べるとともに、「陸援隊」の社長に対しても調べを進める方針です。

[関連ニュース]
このページの先頭へ