2012年05月22日

三菱グループ解体?

三菱自動車の『i−MiEVエボリューション』が使っているモーターは明電舎製である。あらら? 三菱重工ってモーターを作ってなかったっけ? と思っていたら、三菱ふそうの『キャンターエコハイブリッド』に採用されている40kWのモーターを見たら三菱重工製。やっぱしモーターを作ってました。なぜ使わない?

モンスター田島さんの『Eランナー』が使う電池は三菱重工製。しかも10分で全ての電力を使いきれるスペシャルバージョンだという。だったらi−MiEVエボリューションもこの電池を使ったらいんじゃないか、と聞いたら「基本的にGSユアサ製でi−MiEVと同じスペックです」。10分で使いきれるということか。

さて。キャンターエコハイブリッドの電池はどこ製かと思ったら、韓国のSKエナジー製リチウムを使う。韓国のリチウム電池は国策なのでLGケムなどと同じくラミネート型。ちなみに電池を生産する機械は日産が使っているタイプと同じで日本製です。これまた実績のあるGSユアサを使っていない。不思議だ。

もはや三菱自動車と三菱重工と三菱ふそうは絶縁状態か? いや、ベンツとの合弁企業になったいる三菱ふそうの方が三菱自動車より三菱重工に近い感じ。ルーツを辿れば三菱重工の自動車部門が三菱自動車だったのに。礎を築いた坂本竜馬はどう思っちゅ〜? (国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:53| Comment(0) | ECO技術
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