TBSで1986年１月から'92年３月まで放送されたバラエティ番組『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』内の人気コーナー「面白ビデオコーナー」を元に、アメリカで制作された『AFV(America's Funniest Home)』が、アメリカの４大地上波ネットワークABC（現：Disney/ABC）のエンターテインメント（バラエティ）番組史上、最長寿番組となった。

　『AFV』はTBSがアメリカBellon Entertainment社と共同で『ごきげんテレビ』の「面白ビデオコーナー」を'88年にフォーマット番組販売したことで実現。アメリカ人スタッフとキャストによって制作され、今ではアメリカ人ならば誰でも知っている程の番組へと成長。'89年の放送開始から現在に至るまで50万本以上のビデオが番組に寄せられ、優秀賞獲得者（ビデオ投稿者）へ授与した賞金総額は＄1100万ドルにも及ぶ。投稿ビデオの一部は、毎週日曜日よる７時からTBS系で放送中の『さんまのスーパーからくりTV』内で放送されている。

　アメリカの地上波ネットワークでは、10年以上にもわたり番組が継続すること自体極めて珍しく、今秋、TBSと番組フォーマット契約の継続が決定したことから、さらに放送記録を更新し22年目の放送を迎えることとなった。