ライフ滋賀大教授が論文を盗用・改竄、諭旨解雇処分2012.5.21 21:27

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滋賀大教授が論文を盗用・改竄、諭旨解雇処分

2012.5.21 21:27

 論文で盗用やデータ改(かい)竄(ざん)などの不正を繰り返したとして、滋賀大学は21日、同大教育学部の宮田仁教授(53)=教育工学=を諭旨解雇処分にしたと発表した。大学側によると、宮田教授は不正行為を認め、「大学や共同研究者に迷惑をかけた」と謝罪しているという。 

 不正行為があったのは平成8年以降に発表した論文で、共同研究者が国際学会で報告した論文から4ページ分を国際学術誌に投稿するなど6論文を盗用。さらに、パソコンや携帯電話を利用した学習効果について自らの過去の研究データの調査時期を変えるなど11論文を改竄するなどした。

 昨年6月に宮田教授の論文に、学内外から「盗用がある」との指摘があり、大学が調査委員会を設置した。佐和隆光学長は「不正行為防止に全学的な対応を図っていきたい」とのコメントを発表した。

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