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事件
【放射能漏れ】双葉町で年450ミリシーベルト 区域再編へ詳細マップ
2012.5.17 18:21
[放射能漏れ]
環境省は17日、東京電力福島第1原発事故を受け、国が直轄で除染する警戒区域と計画的避難区域で生活圏を中心に放射線量分布を詳細に調べた最終報告を取りまとめた。最高は福島県双葉町山田の年約450ミリシーベルト(毎時約85マイクロシーベルト)。最低は南相馬市小高区で年約0・5ミリシーベルト(毎時約0・1マイクロシーベルト)だった。
政府は両区域を年20ミリシーベルト以下の「避難指示解除準備区域」、20ミリシーベルト超50ミリシーベルト以下の「居住制限区域」、50ミリシーベルト超の「帰還困難区域」に順次再編する方針。
文部科学省も放射線測定器を載せた航空機を使い上空から測定して同様の分布図を作成しているが、今回は調査員が直接、地上で測定するなどして調べたのが特徴。昨年11月から今年4月にかけて測定。100メートル四方の約2万4千地点を線量に応じて地図上で色分けした。
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