スカイツリーには公共交通で

5月18日 18時12分

「東京スカイツリー」の開業で、周辺の道路は混雑が予想されることから、ツリーを運営する会社では、訪れる人たちに、電車やバスといった公共交通機関を使うよう呼びかけています。

東京スカイツリーには、周辺の施設も含め、最大で一日２０万人が訪れると予想されています。
しかし、ツリーの敷地内の駐車場は、およそ９００台しか収容できないため、周辺で渋滞が発生したり、違法駐車が相次いだりすることが懸念されています。
ツリーを運営する会社では、ホームページで駐車場の空車状況を随時知らせるほか、錦糸町駅や浅草駅の周りの駐車場と提携するなど、対策を進めていますが、車の数が予測を上回りそうだとして、電車やバスなどの公共交通機関を利用するよう呼びかけています。
東京スカイツリーには、東武鉄道の「とうきょうスカイツリー駅」と、東京メトロや都営地下鉄、京成電鉄、東武鉄道が乗り入れる「押上駅」の２つの駅が接続していて、コンコースから直接建物に入ることができます。
また、東京駅と上野駅、それに羽田空港と東京ディズニーリゾートとの間で、１５分から１時間おきにシャトルバスを運行させることにしています。
ツリーを運営する会社では、これらの交通機関で来場した人にポイントを与え、一定のポイントが貯まったら、スカイツリーオリジナルの景品と交換できる取り組みも始めることにしています。