環境問題に対する関心を深めようと県内のガールスカウトたちは19日、福井鉄道の沿線でポイントラリーを行った。電車を利用し各ポイントを訪れ、工作や宝探しなどを楽しんだ。20日にも行われる。
ガールスカウト日本連盟は毎年統一のテーマを定め、この時期にイベントを開催している。今年は「私たちは地球を救える」がテーマ。福井県支部は、公共交通機関の利用を通し、スカウトたちに環境問題について考えてもらおうと企画した。
福井市中央1丁目のガレリアポケットや鯖江市の西山公園など福鉄沿線4カ所にポイントを設置。ガレリアポケットには午前中に四つの団の児童のスカウトらが訪れ、リーダーから牛乳パックを使った笛作りやロープワークを学んだ。
会場には掲示板が置かれ、「ごみの分別をしたり、なるべく車にのらず歩いたりして、地球をすくっていきたいです」などのメッセージを書き込んだ。
他のポイントでは宝探しや電車の車庫の見学などが行われた。19、20の両日でスカウトと保護者、一般の子どもらを合わせ約200人が参加する予定。