3学期になった。 保健室では相変わらず、ミユキの作戦が続いていた。 処理班のうち、吉本貴子と大熊知香は、 次なるターゲットを「浜名の好きな人」に設定した。 二人とも浜名幸子が嫌いだったからだ。 |
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↑吉本貴子 鴻巣市宮前15-1 048-596-0592 |
↑大熊知香 鴻巣市箕田362-34 048-596-3306 |
二人は「浜名の好きな人」対し、 口々に、「皆が大変な時に」「自分だけ助かろうなんて卑怯よ!」 と言って、男を保健室に行かせた。 男が保健室に付くと、ベッドに寝かされた。 こうして夏の大会と同様に、「浜名の好きな人」が犠牲になった。 全部、船塚ミユキのせいである。 暫くすると、保健室に浮塚がやってきた。 浮塚は、黒幕がこの男だと聞かされていた。 さんざん男を罵倒した後、浮塚は帰って行った。 |