五月祭では例年、東京大学の先生方をお招きして公開講座を主催しています。
事前知識は必要ありません。老若男女問わず、多くのみなさんのお越しをお待ちしています。
今年度お招きする先生方の情報と講演内容につきましては下記をご覧ください。
| 20日(日) | 10:30〜12:00 島薗教授 |
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| 13:00〜14:30 長尾教授 | |
| 15:00〜16:30 早野教授 | |
| 場所 | 理4号館2階1220教室 |
放射線の専門家はなぜ信頼を失ったのか?
島薗 進 教授
東京大学大学院人文社会系研究科 宗教学宗教史学研究室
3.11以後、放射線の健康影響の専門家の「健康に影響はない」との発言が繰り返されたが、市民にはその意味がよく分からなかった。他方に「健康に影響はある」ことを示す事実の報告が多数あり、それらに信憑性があると考える人が少なくなかった。このように政府周辺の専門家が信頼を失う事態はなぜ、どのようにして起こったのか。この講義では、その歴史的な経緯を明らかにしたい。
「はやぶさ」粒子からわかる小惑星イトカワの過去と未来
長尾 敬介 教授
東京大学大学院 理学系研究科附属地殻化学実験施設
小惑星探査機「はやぶさ」は、2003年に鹿児島県内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ、2005年に小惑星「イトカワ」に着陸してイトカワ表面の試料を採取したのち、2010年に地球へ帰還した。試料は1500個を超すが、ほとんどが10分の1ミリより小さい微粒子であった。国内の研究者達が最先端の分析技術を駆使して調べた砂粒にも満たない微小な粒子から、イトカワの形成とその後の歴史が明らかになってきた様子を紹介する。
先生助けてください、ホールボディーカウンターが変なんです
早野 龍五 教授
東京大学大学院理学系研究科 物理専攻
スイスのCERN研究所で「反物質」という浮世離れした研究をしていた私の生活は、東日本大震災で一変した。原発や放射線などについてtwitterで発信したところ、思いもかけず十数万人のフォロワーを得たのである。給食の丸ごと検査の提案と実現、ホールボディーカウンタによる内部被ばく検査精度の向上など、私が行なってきた活動について報告し、理学者と社会の関わりについて参加者の方々と考えたい。
昨年度公開講座の様子
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