東京・浅草の玄関口「東武浅草駅」が18日、開業した80年前の姿でリニューアルオープンした。太平洋戦争時に撤去された屋上の時計塔もお披露目され、夜にはライトアップもされる。
浅草駅は、1931年に「浅草雷門駅」として開業した。欧州で流行していたアールデコ様式を採り入れた。百貨店を併設し、日本初の屋上遊園地がオープンするなど東京のシンボル的存在だった。浅草地区には、年間約2千万人の観光客が訪れる。
東武鉄道は昨年春から改修工事を実施。高さ37メートルの屋上塔屋には、直径1.5メートルの時計3個を取り付けた。宮崎裕駅長は「時代の最先端の技術を使った駅舎は80年たっても色あせない。スカイツリーへの玄関口として立派な駅になった」と話した。(羽賀和紀)