1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2012-05-19 19:00:00

お知らせ‏

テーマ:ブログ

約1年間の体調不良が続いていましたが、
この度、お休みの期間に入ることになりました。

先日、事務所に勧められたこともありマネージャーに

付き添ってもらって病院で精密検査を受けたところ、

緊急入院することになりました。

おおまかに言うと自己免疫疾患です。
自分の免疫細胞が自分の体を攻撃して壊してしまう病気。
私は心臓と肺と血球がやられてしまっていました。
入院期間は最短で2ヵ月半になるそうです。

難しい病気だけど絶望的なものではありません。
少しだけ安心してください。

何日間も病院に付き添ってくれたマネージャー達、
すぐに駆けつけてくれた社長、副社長、事務所のみんなからの

お見舞いのDVDプレイヤーとDVDを沢山持って。

全員が、上京した私の両親と丁寧に話をしてくれました。
こんなに温かい環境で娘が働いていることを知って、
医師の説明を受けすっかり意気消沈していた親が嬉しそうに笑い、

私も救われました。

邑子ちゃんは頑張り屋さんだから、本当は全部の仕事を止めて

あげたかったけど、本人のやりたい気持ちがすごくわかるから、

量を減らして、いざとなったらいつでも支える覚悟で見ていたと

言われた時、私は体調を崩していた間、こんなにも注意深く、

優しく見守られていたのかと、涙が出そうでした。

今週中に沢山の現場を急いで調整しなければいけません。
中でも放送日が決まっているアニメ、発売日が決まっている

ゲームは降板しなければいけません。
何回か収録してしまった後にキャスト変更と言うのは現場に

とても迷惑をかける行為です。
でも誰も私を責める言葉を言いませんでした。
それどころかディレクター、プロデューサー達の優しい言葉が

届けられました。
嬉しくて言葉が出てきません。

私の復帰を待ってくれる現場もあります。
そんな奇跡は起こらないと思っていました。
誰が頑張ってくれたのでしょう。
誰が決めてくれたのでしょう。
私はこの仕事、この業界が好きです。
ちゃんと治して、ごめんなさいと、ただいまを言いたいです。

ファンの子達から心底心配してくれるメールが沢山届きました。
友人達からもすごい数のメールが届きました。
本当は入院等の詳細は伏せてひっそり休もうとも思ったのですが、
みんなの気持ちがあまりに真っ直ぐなものだったので、
ここに返事を書こうと思いました。
何もかも秘密にしていたら余計に心配させると思うから。

そう言えば友人のメールには
「返信はいらんぞ。」
と言う言葉と
「とりあえずメールしてくれ。」
と言う言葉、半分くらいずつ入ってました。
両極端。でもどっちも有難い。
待ってて。元気になったら、もういらねぇ。ってくらい送るから。

私は以前にもブログに書きましたが、中学生の時に似た病気で

闘病したことがあります。
とても運が良く、良い医師に救い出され助かりました。
高校生にはなれない。と言われたポンコツな体は
それから何十年も私と一緒に走ってくれました。
ここらでくたびれたから少し休みたい。
今回はそんな感じかもしれません。
ゆっくりじっくり治して、元気になって戻ってきます。
それまで待っててくれたら本当に本当に嬉しいです。

あと、なんだかこの文章、しばしの別れの挨拶っぽく
感じられ

ますが、これからも思い出したようにちょこちょこ更新しますので
こっちも付き合ってくれたら嬉しいです(*^^*)

1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>