アクセル・ワールド・第7話

ポイント回復の為に用心棒を依頼したアクア・カレントにあんな形で直接接触した春雪。アクア・カレントはこの依頼が罠である可能性も睨んで写真を撮って名前を入力しろと言う仕掛けを仕組んでいたのだが、春雪のラッキースケベであっさり面が割れてしまった。しかし、このドジぶりから春雪は天然である事を納得して依頼を受ける事にする。
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と言う事で、あれよあれよと言う間にタッグ戦。しかも失うポイントが少ないと言う理由でレベル3とレベル4の相手とのタッグ戦が組まれる。

春雪のデュエル・アバターの特性を掴んでいるアクア・カレントはそう言う相手でも充分勝てると言う。まあ確かに春雪は唯一の飛行アバターなのでその点は他のデュエル・アバターより圧倒的に有利だよね。今回の戦いも自分の特性を今ひとつ掴み切れていない春雪が失敗する場面もあったが、やはり上空から攻撃をかけるのは強い。

相手もレベル3とレベル4と言う割には春雪の初戦のアッシュ・ローラー(初戦時はレベル1、次にレベル2)と大して違いがある様にも見えなかった。

それに対して用心棒さんのアクア・カレント。ひょっとして凄い能力があるの?と思ったらそうでもなくて戦いが上手なんだろうか。そりゃ今回の相手には純水であるのが有効だったが、いつもそう言う訳には行くまい。
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春雪のポイントを50以上にして依頼を完遂したアクア・カレント、別れ際には春雪のアクア・カレントに関する記憶を消して去ってしまった。アクア・カレントの生き方は何を求めてるんだろう。


一方で拓武を呼び出した黒雪姫は対戦を仕掛けてお説教。お前のは償いじゃない、逃げているだけだ、と。黒雪姫さん、設定上は厨二中二の筈なのに、バーストリンクの世界に対する哲学とか、どんだけ大人な考えを持っているんだ。春雪や倉嶋(千百合)が一体どう思っているか考えた事があるのかと。そこまで考えちゃってる黒雪姫の方が凄い気もするがw

おかげで前回「僕がいきなり春雪のポイントを奪うかもしれないと思って居るんだね」とか言って和解したものの蟠りは抜けていなかった拓武が今度こそ元の三人の仲に戻れた様だ。家に帰ってみれば捨てたはずの剣道の道具が千百合によってちゃんと届けられている。拓武、良かったなあ。黒雪姫に諭されていなかったら千百合によって届けられた剣道の道具を見てまた自己嫌悪に陥っていたんじゃないか。
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千百合がよい子過ぎて生きてるのが辛い。

母さん、聞いて貰いたい事があるんだ、と言ったので、母親に話す事と言うとブレインバーストの事の筈はなく、じゃあ転校の話かと思ったら本当に転校して来てしまった。て言うか、そんなに簡単に転校出来るのか。

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舞台探訪・黒魔女さんが通る!!・原宿・表参道・青山霊園編

第6話が「黒魔女さん原宿へ行く」で、流石に具体的な背景が登場しました。とは言ってもこの作品の絵なので似てる所もあればかなり違う所もあり。そんな訳で、それを踏まえて黒魔女さん探訪をしてみましょう。

どきどき、わくわく、みたいなw

みなさんご存知のJR原宿駅。
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竹下通り入口。
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これはやられました。今見られるGoogleストリートビューでは確かにこれと大体同じアーケードですが、
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現地に行ってみたらアーケードが変わっちゃってる。どうやらこの一年の間に更新された様です。何となく原形はとどめてますが。
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読モにスカウトされてゴスロリ衣装で竹下通りのカフェの前で「どきどき、わくわく」をします。
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これもやられましたw
やはり今見られるGoogleストリートビューでは黒魔女さんの背景に割合近い造形でNOA CAFEが見られますが、
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今年の3月24日にリニューアルして外観が変わってしまいました。
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なんちゅうことをしてくれたんや。

竹下通りと言うと休日の日中帯は人混みで到底写真を撮る事など能わないと思った私は黒魔女さん放送翌日の早朝にわざわざ竹下通りまで行ったと言うのに。

原宿駅でもどきどき、わくわく。
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早朝なので人は居ませんw

竹下通りを出発して原宿駅で撮影をしたチョコ達はそこから表参道を青山霊園の方へ移動します。
東京メトロ表参道駅付近でもわくわく、どきどき
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さらにチョコ達は歩きます。ここからは本日行って来ました。チョコが「結構歩いたな」と言う付近。背景の建物が地味な倉庫の様にも見えますが、これは根津美術館です。放送時に「あれ?この建物なんだったっけ?」と名前が出て来なくて表参道付近を探して根津美術館に至りました。
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雑誌記者を騙る死霊がここで「5673か」と言いますが、キョリ測で「女性・15歳(これが最低だった)」で竹下通りのNOA CAFEから測ったらここまで2245歩しかありません。いくらチョコが11歳(推定)だとしても倍以上にはならないのでは。距離的には1.8kmで、小学生にとっては「結構歩いたな」と言う距離ではあります。

さて、ここ迄来たら墓地と言えばもう青山霊園でしょう。
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完全に一致、とは到底言えませんが、背景のビルの雰囲気が割合合致しています。
そうです、ここは青山霊園。

この写真を撮った場所はNOA CAFEから3026歩でした。作中ではあと10歩で5900歩と言っていますが大分足りません。そこで作品に理解を示してみます。表参道の交差点から青山霊園に行くにはそのまままっすぐみゆき通りを根津美術館に向かいますが、歩数を稼ぐ為に遠回りしたとします。

この仮定に合致する様に、チョコ達は根津美術館の前を南西方向からやって来ます。みゆき通りをそのまま来たらあそこは歩きません。と言う訳で遠回りしたと仮定しますが、歩数の辻褄を合わせるにはほとんど渋谷付近まで行かなくてはなりませんw

黒魔女さんにそこまでリアリティを求めるのは酷か。
勿論私はこんなに歩かず、今日は東京メトロ表参道駅→根津美術館→青山霊園→東京メトロ外苑駅で済ませました。


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戦国コレクションが第7話にして鎌倉・江ノ電アニメに仲間入り

まさか鎌倉・江ノ電アニメになるとはなあw

鶴岡八幡宮前
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まあ大分違いますがw

江ノ電、鎌倉高校前駅
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この真理恵さんの店は無かったと思ったのですが、ざっとストリートビューを見てもやっぱり無し。
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錆ついた看板のグリルならあるのですが。

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さんかれあ・第7話

蘭子、報われなさすぎる。

今回は千紘と蘭子のなれそめの話。礼弥の出番無し。子供の頃、墓地で迷って泣いていた蘭子を、そこにやって来た千紘が手を引いて助けてくれた時以来、「王子様」の千紘に惚れた蘭子。この出会いは千紘と蘭子の家が親戚だから蘭子が千紘の家である寺に遊びに来て、それで墓地に行っちゃったと言うものか。
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この後の場面で車に乗って左王子一家が降谷家の所から帰る時に、蘭子の母が「ここに来るといつも羽を伸ばしちゃって」と言っていたのを聞いて、千紘と蘭子が親戚だと言うのを忘れているのに気がついたw そしてこの時に知ったのは、以前は左王子の家は千葉で営んでいたのを紫陽町に引っ越して来たと言う事。
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これ、どこの街がモデル?

初めて会った時は「王子様」の千紘だったが、子供の頃からゾンビ萌えな性格な上に泣き虫だったから、一旦あっさり蘭子に見限られる。ところが蘭子母は千紘の事を気に入っていたので、繋がりだけはずっと続いていた。親戚同士で行き来していたら、子供同士で仲良くしなさいってのはあるが、あれは個別に千紘を気に入っていたみたいだ。
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母に促されて、見たいって言っていたアニメのビデオを借りて来なさいと言われたので千紘と一緒にでかけた蘭子であったが、行った先のビデオ屋は千紘の馴染みの店で店主が千紘をかって最新版の輸入物ゾンビ映画を薦める。だから蘭子が介入する間もなく、アニメではなくゾンビ物を借りてしまう結果に。しかし、それには大変ご不満の蘭子。千紘と押し問答になるが、千紘がまた全然聞く耳持たない。これだと心底愛想を尽かされそうと思うのだが、この後蘭子が千紘から奪ったビデオを店に返却に行こうとしたらところで犬に吠えられ立ちすくんだのを千紘が必死に助けてくれたせいで改めて惚れてしまう。

えー、それで良いのか蘭子。

ヤスタカの言うとおり、何で千紘お前ばかりがモテる。ゾンビヲタクの変人なのに。

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めだかボックス・第7話

誰にでもこういうことするの?

生徒会室に善吉ともがなの二人だけ。おまえら両方とも普通に会話出来ないタイプだったのかよ!

善吉、生徒会室に入ってみたら、こんな所で着替えをしているもがなに定番の反応で殴られる。ここまでは善吉に非がないのだが、その後の言い合いでよくある罠に嵌る。生徒会室で着替えてる方が悪い、だけで止めておけばいいものを、見たくもない物を見せられたと言うのはもがなの個人属性の否定なのでそれは言ってはいけない。なんてのはもっと学習しないとダメか。

善吉の失礼な物言いをもがなは見られた件と合わせて750円で手を打つ。
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安!w
ちょっとお嬢さん、おじさんが1,000円あげるから見せてくれないかな、なんて世界が成り立つじゃないか。

気まずい雰囲気が流れる中、誰か来ないだろうかと言う電波をキャッチした小袖がやって来る。空気読めなさそうなヤツって言われるけど、ほどよい緩和剤じゃないか。もがなとめだかのちゅーの写真で場が和んだろw

そのちゅーで思い出したもがながめだかは誰にでもこういうことするの?と善吉に問う。小学校に入る前はそんな状態だったが、それは善吉が止めて、今では余程の相手じゃないとしないと言う。あれがめだかの友愛表現と聞いて、水泳部以外の友達を作らねばと焦ったもがながよりにもよってあれと同じ事を善吉にしようとする。

自分が何を言っているのか気づいてないのか、もがなw

そこにめだかと高貴が帰って来るのだが、ヤバイ場面に遭遇するんだろうと言うオチの予想は置いておいて、
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生徒会室の外はあんなに荒天なのに、廊下はこんなに好天か。
あの二人の気まずいオーラが嵐を呼んだのだな。


勝手でなければ!!

久しぶりに目安箱の案件。
海辺の女神を描こうと思っても、対象となる人物が浮かばない夕原一年生。ところで、今迄あまり気にしないで済ませていたが、箱庭学園は1組~9組が普通クラスで、10組が普通科の特待生、11組が体育科の特待生、そして夕原の居る12組が芸術科の特待生との事。だから1組で普通の生徒の善吉から見て夕原は違う次元の特待生となる。

つまり夕原はGA芸術科アートデザインクラスなんですね(違

それではモデルとして一肌脱ごうと言うめだかがあっさり水着姿になるが、めだかは既に完成美であって、それをそのまま模写しても自分の求めている絵とは違うと却下。では別の人材をと善吉は陸上部の有明を、高貴は柔道部の猫美を連れて来たが、やっぱり夕原は失格扱い。そこにやって来たもがなが金に釣られて引き受けるもやっぱり失格扱い。て言うか、やはりもがなは金で脱ぐんだw
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ここまで来たら夕原の求めているのはもう明らかで、関係者以外立ち入り禁止を破り捨てて入って来た小袖が夕原の芸術心をかき立てる。

未完成品で、完成美が自分の目に浮かぶモデルが欲しかったんだな。

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ヨルムンガンド・第6話

海賊に襲われつつあるココは海賊達に対し「無慈悲な報復打撃」を与える。どこかのステルス兵器とは違って目に見えるココの無慈悲な報復打撃は海賊達を恐怖に陥れ、粉微塵にした。一人を除いて。

たまたまヨナの所に登って来た少年海賊。ああ、これはヨナは撃てないな、ヤバイ事にならないだろうかと思ったが、とりあえず今回は殴り合いだけで済んだ。そしてココも生きたまま逃がす。この子、後日何かで登場する事あるかな。

ヘリが結構銃撃に耐えたなあ。一度は耐えたのにそのまま逃げないで再接近するとか、海賊は命知らずだ。にしてもヘリまで保有するってのはどんな海賊なのか。
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かくて海賊を退けて南アフリカに到着するココのコンテナ船。先日からの反応でバルメはどうもアフリカに特別な意識を持っている様子。

派手な海賊退治をしたせいでココの南ア到着は色々情報が流れる事になったらしい。その頃、金づると見込んだ香港の陳国明にスケアクロウが食いついていた。今回は屈強な男を護衛にしてやって来たスケアクロウだが、ココの動きを掴んだ情報を貰ってそっちに気を取られている間にその男はカレン・ロウ中尉によってボコボコに。参考資料

えーと、スケアクロウはこの調子でずっと狂言回しの役割かな?w
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ココは今回の南アの取引にあたってDr.マイアミに会うのを楽しみにしていた。そのDr.マイアミは蝶マニア。一方、ココ達との話の繋がりはDr.マイアミの作る物がことごとく武器に転用出来るものと言う点。作中で「ドクター、ドクター」と呼ばれていたが、モコエナが呼んだ第一声の時は医者の方のドクターかと思ったが、本人が描写されて博士の方のドクターと分かった。が、普通日本の作品では博士をドクターとは呼ばないよね。作中の人物が英語圏の連中だとしても翻訳後のXX博士って表現するが、彼女の場合は「ドクター・マイアミ」そのものが愛称と言う事か。

Dr.マイアミ、ココと会う約束をしていたくせに、それをすっぽかして希少種の蝶の目撃情報を優先して雪山へ。すっぽかされたココの方にはマリーンがやって来て約束破りを謝罪する。この時に最近Dr.マイアミが接触している人物の情報をココに。それはあの陳。

ココは陳と兵器見本市会場で会う事になる陳の方からココに近寄って来た。そもそも陳がやって来た時にあのいけずうずうしいカリーがこそこそと逃げて行った。兵器商仲間でも曰く付きらしい。その陳がココと会食したいと言う。すぐに表情を崩して中華料理は大歓迎とそれを受けるココ。

陳がココに近寄って来た理由はここでは分からないが(どうもキャスパーさんに「屈辱を受けた」みたいだが)、Dr.マイアミが希少種蝶の情報に基づいて雪山に向かったのをココは完全武装の6人で保護させに行かせる。そしてそこには陳の部下のカレンが待ち伏せしていた。

レーム達は武装して送り出された事もあってこう言う事態を予想はしていた様だが、待ち伏せを燻りだしたのはヨナ。あの「博士ー!博士ー!」は勘だったのだろうか。それに反応してしまったカレンのマヌケな部下は哀れにも抹殺される。

で、バルメさん、そのカレンの姿にどうやら何か反応するものがあったみたいですな。

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這いよれ!ニャル子さん・第6話

真尋「ハス太君、ニャル子の臭いはどっちからする?」
ハス太「くんくん、こっちからだよ」
しばいぬ子さん「まあ、ハス太君ったら、犬みたい」

しばいぬ子さんに感心される程の力でニャル子の居場所へ向かう真尋。そこではニャル子とクー子がこぶしで語り合う所だった。おー、ご無事でしたか真尋さん、ってニャル子、意外とあっさりしてたな。日頃の真尋ラヴを見てると無事な真尋を見てすっ飛んで来そうなものだが、敵に今は背中を見せられないってところだろうか。

二人を置いて真尋は母の所へ向かう。二人を争わせない様にと残した台詞だが「かあさんの作るコロッケは僕の料理よりずっと美味しいぞ」は今後の永住権の言質を与えた様な気もするのでどうだろうかw

そしてまたもハス太の嗅覚で母の所へ。

到着してみれば案の定頼子は次世代ゲームハードのネタに釣られて来ていたのであった。真尋、あれはそんな伏線がって、いや、結構明白だった。クー子もそうってのはあまり考えなかったが。

それにしても次世代機のネタはもう今じゃ微妙に古い。実はハス太の父親がゲーム会社の取締役で、ハス太が頼子の所に向かわされたのもそれ絡みらしい。でもハス太に何も言ってないとか、どんなつもりだったかは不明。ひょっとしてショタ属性で籠絡させておいてからアプローチするつもりだったんだろうか。

しかし次世代ゲハ戦争は株式会社クトゥルーがあっさり取締役会で撤退を決定してしまった事で決着がつき、開発は頓挫。それに納得出来ないルーヒーがマシンを起動させてしまった為に周辺から雑魚がゲームに操られて人間を襲うゾンビのつもりでやって来るものの、頼子の邪神ハンターぶりが発揮されて撃退。とどめはゲハを愛するクー子が担った。

ところでクー子のこれってやっぱりエリオネタだったんだろうか。
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後半はいきなりの温泉・水着回。母が貰った招待券で温泉地に行き、ついでにそこで海水浴も出来ると言う。8人ご招待と言うので、健彦と珠緒もご招待。珠緒は三人のピンクオーラが気になってついて来たのだそうだ。
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温泉はハス太が真尋と一緒に入ろうとしたのにそれをニャル子が阻止。いや、それはちょっと気の毒な。

そして夜は真尋の所に這いよるニャル子。
あーっ!って、そこで今回オチるのかよ!w
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氷菓・第4話

やっぱり京アニは細かいな。えるの風邪ひきの件が今回もちゃんと表現されている。前回使い終わったからもう要らないと言えば要らないのだが(実際、私はもう忘れていたしw)。これはひょっとしたら原作でも表現されているのかもしれない。もう一個はこの場面。
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移動しているから木漏れ日が変化する。そしてそれが虹色となって反映される。

今でこそ割合表現される様になったものとして、室内の埃が差し込む光にキラキラと光ると言うのがある。これを初めて見たのは今から5年以上前の京アニKanonの第17話。当時こんな描写までするんだと感心したのだが、今回は木漏れ日でそう思ってしまった。

さて話の内容としては創刊号が見つからなかった古典部の文集。行き詰まり感が強まって、このままえるの中で時効になるんじゃないのかと奉太郎が言った事で、えるは本件を里志と摩耶花にも頼む決意をした。古典部絡みの事だし里志と摩耶花も快く引き受ける。話の流れ的にも二人に秘密にしたままってのは発展性が無いしね。えるの伯父の関谷純が何をしたのかはみんなで考える事になった。

そんな訳で、各々が調べた資料とそれに基づいた推理を持ち寄って千反田家に集まる事になった。豪農千反田家。この家、何か資料があるのかな。手元には近世の住まいと屋敷構え 日本の美術 第531号【AA】と言うのがあるのだが、これにはそんなに沢山の例が載っている訳でもなく、似た農家の物は無かった。

えるから順番に摩耶花→里志と推理を開陳して行く。えるは文集「氷菓」の記載そのものからの推理。文化祭にやって来たならず者を関谷純が力で排除したのではないかと言う。これは模擬店禁止の神山高校では金目当ての乱入は無いだろうと言う事で却下になったが、金目当てじゃないかもしれないじゃないか(と、えるが反論)。里志はこの時代の高校生はそんな文化祭荒らしなんてやってなくて学園紛争に精を出していたからと言う。いや、全員がそうだった訳でもないんだけどw

摩耶花が図書室で見つけたのは「団結と祝砲 第1号」。うわぁw、社会科学研究部(社研)とかその辺りが当時出したヤツかよw 奉太郎が「斗争」を見て「これ闘争って読むのか」と感心してるが、今の若者じゃ見慣れない書き方なんだろうな。しかし、もし「団結と祝砲」がゲバ文字で書かれていたとしたら摩耶花は大変困難な解読をしたと思われる。読めないよ予備知識無しに。摩耶花に「もう、これ解読するの大変だったんだから」と言わせればリアルだった。そう言えば土曜日にアクセル・ワールドの舞台探訪で行った駿河台だが、あの明治大学が古い校舎だった頃の昭和40年代はこのゲバ文字で書かれていた立て看板がいつもあった。通る度にうぇと思ったものだった。

摩耶花の推理だと関谷純は体制側(学校側)と対立して結果的に退学となったのではないかと言う。

里志が持って来た資料は壁新聞部が出している神高月報。なるほど。現在まで壁新聞部のバックナンバーから同時代資料を探るのは良いアプローチだ。但しあまり情報は無くて、伝説の事件では非暴力不服従であった位(余談だが、それに対してこの年の「特別棟での擾乱」は暴力がふるわれたらしい)。とは言っても教師への暴力沙汰で関谷純は退学になったんじゃないのかと聞いたえるは悲しそうな顔をしていたので、それが否定されたと言うのは意味があったのだろう。

最後に奉太郎の順番が回って来るが、推理まで用意していなかった奉太郎は適当の誤魔化して済ませようと時間稼ぎのトイレに向かうが、その時に家の中で迷ってえるの部屋と思われる所を見てしまう。そこには机の上に沢山の資料を集めて伯父の事を考えようとしていたえるの痕跡があった。
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これで奉太郎は考えを改める。奉太郎は省エネを旨として生きてはいるものの、そう言う人情には結構厚いね。

今までの資料と、奉太郎が投げやりにコピーして来た学校史の昭和42年の部分とを糾合して必死に考えた末に辻褄が合って居なさそうな部分も含めて解釈を成立させる。この年に校長が打ち出した方針がそれまで続いていた(何年かは分からないが)5日間にも及ぶ文化祭を縮小させようとして揉め、6月に「文化祭を考える会」が開催された。これの中心人物が関谷純で、生徒側と学校側の交渉は断続的に行われ、生徒側は授業のボイコットとかも行われたのだろう。手を焼いた学校側が従来通りの5日間の文化祭の開催を認めたものの、文化祭が終わってからの10月に首謀者を処分。こんな流れ。

まあこれで伝説の事件はうまく解釈出来、里志や摩耶花は古典部部長だった関谷純の行動が解明されて納得だが、いや、そもそもの発端はえるが伯父の前で泣いた事。これがそれとどう繋がるのかは解決していない。この先はやはりえるのプライベートだから里志と摩耶花は推理から外れてえると奉太郎二人の話になって行くのかな。

神山高校の学生運動まがいの話になったが、昭和42年で地方の高校でそんな事が起きたかなあ。未だちょっと早いんじゃ。高校にまで波及したのはもっと後で、私はそう言う学生運動世代の次の世代だったから入学した高校が学生運動の破壊活動で廊下や教室のタイルが全部剥がされてしまっているのを見て酷いものだと思った。当時は学生たるもの左翼(乃至は共産主義者)でなくてはならない様な風潮が若干蔓延していたが、その次の世代としてそれに強く反発した。


そう言う話はおいておいて、えるがおにぎりを作る場面は実にけしからん場面でしたなw
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えるのおにぎりに浮かれる里志を見て摩耶花がむくれていたが、ひょっとして摩耶花は里志よりも気兼ねない奉太郎の方がなんて思ったものの、里志にヤキモチをやくならやっぱり里志かな。

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モーレツ宇宙海賊・第19話

前回の予告で「未曾有の危機」とか言っていたからきっと大したことないんだろうと思っていたが(をいw)、終わってみれば大した事態には至らなかったものの、あれ、拾われていなかったら本当に未曾有の危機だったね。

大仕事を終えて惚け気味の茉莉香。今はもう単に眠りたいだけの雰囲気。それでも中継ステーションに行って停泊中のヨット部のオデットII世号を掃除したり、そのついでに弁天丸の掃除をしたり。しかし、ヨット部の連中、弁天丸の掃除をしないで下船したのか。それはちょっとマナーがなっとらんのじゃないのか。

そうこうしているうちにシャトルの時間に間に合わなくなりそうになって慌てて戻る茉莉香。慌てすぎたので出入り口のマスターロックをかけて来るのを忘れる。まあいいや出入り口のロックがかかってなくてもシステムのマスターロックがかかっていれば、と眠っちゃう茉莉香だが、いいのか、不審者に中に入られても。いくらシステム起動出来ない状態とは言え。
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そしてまた次の日、オデットII世号の大掃除二日目。お疲れの茉莉香は今日も眠い。ぼーっとしていたせいで躓いて、ポケットの中のリングがこぼれ落ちる。あー、こりゃまずいよね。これで無くなったら本当に未曾有の危機。ところが漂流するリングを拾う者あり。話の流れからこれはきっとグリュンヒルデの手なんだろうなと。

この日もついでに弁天丸に行って相似をする茉莉香。昨日出入り口のマスターロックをしていなかったせいで、開いている。だからリングは使わない。そう、本当はもうとっくにリングを落としているのに昨日ロックし忘れたせいで、この段階では気がつかない。

と思ったのだが、茉莉香、この日も出入り口のマスターロックしなかったのか。ロックしようとしたらその時点で気がついたと思うのだが、昨日あれで良かったから面倒なんで(どれだけ面倒なんだ)しなかったと解釈すればいいのか。ここでロックしようとするとリングが無い事にこの時点で気がつくのだが。

そしてさらに次の日。学校で電話がなってミーサの緊急呼び出しを受ける。システムのマスターロックがかかっているから起動が出来ない。すぐにロック解除しろと言われて制服のポケットを探すものの、リングはない。そう言えばヨット部のパーカーで掃除に来ていたとパーカーを探すが、そっちにもない。

どこかで落とした!と漸くここで気がつく。

そんな訳で未曾有の危機発生。弁天丸が使えなくなったら海賊廃業じゃん。
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ところがすにグリュンヒルデから通信が入って「お困りの様ですわね」と。ヨット部のみんなとやって来たグリュンヒルデが弁天丸起動。未曾有の危機、短かったなw

船長室に残った茉莉香、机に何気なくリングを置いたらディレクトリ一覧が表示されて、その中に「加藤家」と言うのがあった。中には「ポトフの美味しい作り方」と言うレシピが。これが船長にもたらされる秘伝か。
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しかし、何か流れがおかしいな。

1日目
オデットII世掃除
弁天丸の出入り口のマスターロック解除して入る
重力制御などを行って掃除
出入り口のマスターロックをせずに下船

2日目
オデットII世掃除
リング落とす
弁天丸の出入り口は開いている
重力制御して掃除してなかった?少なくとも照明は点いていた(←これはリング無しでどうしたんだ)
出入り口のマスターロックをせずに下船

3日目
学校でミーサから呼び出し
弁天丸の出入り口は開いているが、照明も重力制御装置も動いていない。(そりゃ、リング無いんで)
クーリエ「話を総合すると船長が最後にマスターロックをしたのは昨日ね」(←いや、昨日は既にリングを持ってません)

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アクセル・ワールド・第6話

春雪と拓武の戦いは春雪が勝ち、そして二人の和解もなった。かくて二人は千百合に今までの経緯を全部話し、拓武は青の陣営から黒の春雪を助太刀する願いを申し出る。前回の拓武の言い方だとまるで青の陣営から見捨てられそうな言い草(まだまだやれます)だったが、陣営を鞍替えするとか言う勝手は流石に見過ごす訳には行かないのか、青の王の側近らしき二人に勝てたら願いを聞いてやると言われる。でも勝てる訳ないよね。

しかしやられてもなお立ち上がって来るシアン・パイルに青の王ブルー・ナイトは不問に帰すと放免。以前の黒雪姫の解説から今の王達はダメ人間ばかりかと想像していたが、イイヤツじゃないか。それにしてもレベルの上のデュエル・アバターって偉そうな格好してるね。レベルが上がる時に変更出来るんだろうか。

事の顛末を黒雪姫の所に報告に行く春雪。もうね、黒雪姫がデレデレで実にけしからんですよ。春雪がポニーテールがイイとか言ったらポニーテールにしてるし、恵をわざわざ帰しちゃうし。まったくもってけしからん。
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黒雪姫が言っていたが、裏切られても傷つけられても尚許し合える友なんてそうそう持てる訳じゃない。きっと私には無理だw

その拓武とタッグ戦で少しづつポイントを稼ぐ春雪。相手も飛べるデュエル・アバターと戦えたのは良い話の種だとそれなりに気持ちよく相手してくれているみたいだ。そうやって漸くレベルアップが出来る程のポイントが春雪に貯まった。

ところが黒雪姫の為にレベルアップを焦る春雪、システムメッセージをよく読まずにレベルアップにポイントを使ってしまった。
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まあ、英語のメッセージだしなあ。だって春雪達は中一なんだろ?大人でも英語でメッセージが出ると眼が拒否する人達が多いし、それどころか日本語で出したって読みもしない人も多いし。

308ポイントのうち、300ポイントを使ってしまったから残りは僅か8ポイント。こんな状態で戦いを挑まれたらたった一戦でもブレイン・バーストを失ってしまう。急遽バーストアウトさせる拓武。

たった8ポイントをどうやって回復させるか。拓武は直結で俺を叩け、そしてポイントを移譲しようと春雪に言うが、そんな事はできないと春雪。ああ、俺がここでまた裏切るかも知れないのかと言う拓武だが、春雪はそんな事は思っていない。ただ、どちらかと言うと、そう思ってしまう拓武がこの先大丈夫だろうか。

じゃあ、どうしたものかと考える拓武だが、千百合へのごめんなさいアイスクリームのメニューの中にそのヒントがあった。ポイントが無くなりかけているレベル2以下のバーストリンカーを助けてくれる用心棒のアクア・カレントと言うのが居ると言う噂。その人に依頼をしてみたら何とかなるのではないかと。

依頼の為には本人が指定の場所に出かけなければならないと言う事で、向かったのが御茶ノ水→駿河台→三省堂のルート。舞台探訪の記事にした場所であります。

そこで自分の写真をタブレットで撮影し、名前「Silver crow」を入れた春雪。時間までにトイレに行っておこうと席を立って向かったら、思わず躓いて
参考資料
お前もラッキースケベ属性かよ!w

で、この人がどうもアクア・カレントらしい。
さっそくケーブルで直結して話しましょうと言う。おやおやw

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