2012年 5月 19日
たかまつ春の食と文化のフェスタ
地元の食材を使ったグルメなどを一堂に集めた「たかまつ春の食と文化のフェスタ」が、高松市で開かれています。このイベントは、毎年春と秋の年2回開催されているもので、会場には、地元のグルメなどを紹介する21のブースが並びました。このうち瀬戸内海でとれたエビや、讃岐でんぶくと呼ばれるナシフグの天ぷらを販売するブースには大勢の人が訪れ、次々と買い求めていました。また、地元のさぬきうどんや小豆島のそうめん、玉野市のラーメンといった3つの麺を食べ比べてもらおうというコーナーも設けられ、来場者は様々な味を楽しんでいました。「たかまつ春の食と文化のフェスタ」は、20日まで高松市のサンポート高松で開かれています。

薬用のケシ咲き誇る
医薬用に栽培されたケシの花が、美作市で美しい花を咲かせています。全国で数少ないケシの栽培地、美作市では、1軒の農家が国の許可を受け育てています。医薬用に栽培されているもので、1アールの畑には約1000本のケシが植えられています。初夏の日差しに誘われ次々と花を開いたケシ。純白の色をした花びらは柔らかく、直径15センチほどの大きな花を咲かせます。ことしは春先の気温が低かったことから生育は遅れ気味でしたが、このところの陽気で開花が進み、畑一面、咲き誇っています。花は開花から4日ほどで散り、残ったケシの実から鎮痛剤などの医薬品の原料に使われる液が採取されます。