拉致:米国務次官補ハーグ条約問題持ち出す 家族会会談で

毎日新聞 2012年05月08日 10時08分

 【ワシントン古本陽荘】キャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は7日、ワシントンを訪問している北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表や拉致議連の平沼赳夫会長(たちあがれ日本代表)らと会談した。

 日本側の説明によると、キャンベル氏は拉致問題の解決に米国が引き続き協力するとの姿勢を示す一方で、国際結婚が破綻した場合の子供の扱いを定めたハーグ条約を日本が締結していない問題を取り上げ、「同時並行的にやってほしい」と要請。米国内に、拉致問題とハーグ条約未締結の問題を結びつける動きがあることを説明した。

 これに対し、家族会の増元照明事務局長が「親権は夫婦間の問題だが、拉致は国家的な犯罪だ。重ねることは容認できない」などとして強く抗議した。

 会談後、平沼氏は記者団に「きちんと言ったので、これ以上政治問題にさせるつもりはない」と語った。

 訪問団は、デービース北朝鮮担当特別代表、コーエン財務次官(テロ・金融犯罪担当)らとも面会。米側には、中国で失踪したユタ州出身の米国人男性が北朝鮮に拉致された可能性があることを示す情報も提供した。

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