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県営浄水場浄水からの水質基準値を超えるホルムアルデヒドの検出を受けて河川水及び事業場排出水の調査について(第1報)

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年5月19日更新
部局名: 環境部
課所名: 水環境課
担当名:
担当者名: 石鍋、田島
内線電話番号:3077
直通電話番号: 048-830-3081
Email: a3070@pref.saitama.lg.jp

 利根大堰から取水している行田浄水場の浄水からホルムアルデヒドが水質基準を超えて検出されました。

 そこで埼玉県では、原因を特定するために次の河川水及び事業場排水を調査しました。

 

 1  調査方法

   ・採水した河川水等を埼玉県環境科学国際センターで測定した。

   ・河川水等に塩素を添加して生成したホルムアルデヒドを測定した。

 

 2  調査結果

  (1)河川水

 

採水地点

採水時刻

(5/18)

測定値
(mg/L)

市町

(1)

利根川(刀水橋右岸)

11:20

0.083

熊谷市/太田市

(2)

利根川(刀水橋中央)

11:15

0.040

熊谷市/太田市

(3)

御陣場川 (利根川取水)

22:40

0.080

本庄市

(4)

福川(落合橋)

13:50

0.013

熊谷市/行田市

(5)

神流川(神流川橋)

16:45

0.010未満

上里町/藤岡市

(6)

烏川(岩倉橋)

16:17

0.032

高崎市/玉村町

(7)

利根川(五料橋)

15:53

0.010未満

伊勢崎市/玉村町

  ・(1)~(4)は埼玉県が採水、(5)~(7)は群馬県が採水した。

 

  (2)事業場排出水

  浄水場の塩素と反応してホルムアルデヒドを生成する物質を多量に排出する可能性のある埼玉県内の2社について調査したところ、通常値の範囲内であった。

 3 今後の対応

  原因の特定のため、ホルムアルデヒドが検出された河川の上流部について群馬県及び高崎市と連携して調査を継続する。