門司署は１８日、門司区内のパート女性（６５）が振り込め詐欺の被害に遭い、現金２００万円をだまし取られたと発表した。区内では今月９日にも、別の男性が同様の手口で現金１００万円をだまし取られており、同署は同一犯の可能性が高いとみて詐欺容疑で捜査している。

　同署によると、１６日午前１１時ごろ、息子を装った男から「夫のいる女性を妊娠させてしまった。慰謝料１００万円を請求されている」と女性宅に電話があった。男を別居中の次男と信じ込んだ女性が指定された銀行口座に１００万円を振り込んだ。その後、男に教えられていた携帯電話に「振り込んだよ」と連絡したところ、「もう１００万円要求されている」と言われ、再び１００万円を振り込んだという。

〔北九州版〕