未公開株の購入をもちかけ高齢者らから金をだましとったとされる事件で、凍結されていた口座から金を取り戻そうと嘘の公正証書を作ったとして、元社長ら4人が逮捕されました。
公正証書原本不実記載などの疑いで逮捕されたのは、廃棄物処理会社「日本ティーエムアイ」の元社長、西松明広容疑者(52)ら4人です。
警察の調べによりますと「ティーエムアイ」は未公開株が将来、必ず値上がりすると言って高齢者らに購入をもちかけ、およそ10億円をだまし取ったと見られていて、銀行口座が凍結されていました。
ところが、西松容疑者らは口座に残っていたおよそ1億8,000万円を取り戻す目的で「金は知り合いから借りたものだ」とする嘘の公正証書を作った疑いが持たれています。
西松容疑者は取り調べに対し、容疑を否認しています。
一連の事件の逮捕者は19人となりました。 (05/18 12:13)
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