高校を中退した後に入り直す人が、高校無償化の始まった2010年度は前年度に比べて13%増えた。文部科学省の調べでわかった。無償化見直しが議論されるなか、政策の効果を訴える材料にしたい考えだ。
文科省によると、高校中退の経験者で同じ高校や別の高校に入り直した人は、03年度の1万1245人から減り続け、09年度は6921人だった。長引く不況で「学び直し」の機会が阻まれてきた可能性があると分析する。
しかし、10年度は09年度と比べて13%増の7617人(岩手、宮城、福島県を除いて比較)で、7年ぶりに増加に転じた。