@hazex1981のブログ

スキルの獲得について10000時間の法則と言うものがある。

10000万時間使うと大抵のことはマスターできるという話で、科学的にそれが証明されるかどうかは全然知らないのだけど感覚的にはなんとなくわかる。

＜　10000時間と成長のS字カーブ　＞

僕の感覚だと、2年半～3年くらいで一つの仕事のスキルはほぼマスターされて、それからはあまり伸びなくなる。
初めはやり方が分からないので伸びが凄い少なくて、大体わかってくると一気にそのスキルは成長する、ある程度のところまでマスターすると急激に成長速度は下がる。ちょうどS字を書くようになるので、僕はこれを成長のS字カーブと呼んでいる。

少し計算してみよう。

1年52w×5日×12時間（それぐらい働こう）×3年　=　9360時間

でもう少し、平日残業したり、休日出勤とかしちゃうと余裕で10000時間を超えてくる。

＜　跳躍の谷　＞

まじめに働くと2年半から3年くらいで間違いなくS字カーブの成長が必ず垂れてくる。そうすると、別の仕事をしないとの角度を維持できなくなる。その仕事の延長線上でマネージャーになるとか、転職とか部署異動して違う領域の仕事をする必要が出てくる。

僕は職人ではないので実際はわからないけど、職人の世界であれば、海外へ修行に行くとか、その他の世界の方法の研究を取り入れるとかをして自分のやってるプロセスをレベルアップしないといけないはず。

ものすごい優秀な人で、とてもいい会社で働いていれば、上の人がいいタイミングでいい仕事をくれるのかもしれないが、そんなことはあまり起きないし、自分には起きないと思った方がいい。

ある程度自分の成長の角度を持続的に維持したいのであれば、成長のS字カーブが垂れてきたらすぐに、全然違う事や上位の仕事に挑戦しないといけない。僕はこれを飛躍の谷と呼ぶことにした。ミスって谷に落ちて怪我したり死ぬかもしれないんだが、谷越えに挑戦しうまく跳躍できれば次の成長のS字カーブへ乗る事ができる。

多分この構造は何個スキルを取得しても起こると不変的な構造なので、自分の成長の角度を維持したいなら常に2年半から3年で自分の仕事の領域変えたりや質を上げたりすることに挑戦しないといけない。この跳躍の谷を越える作業をしないと成長し続ける事ができなくなるのだ。