【ロサンゼルス聯合ニュース】米国の自動車市場で毎月大幅な伸びを示してきた現代自動車と起亜自動車の販売台数が、４月は前年同月比１％増にとどまった。

　現代自の４月の販売台数は６万２２６４台と集計された。前年同月比５１０台増にすぎず、前月比では１０．７％減少した。

　主力モデルの中型セダン「ソナタ」は２万５２１台で昨年４月を下回り、前月比も１１．８％減少。前年同月に２万台以上を売り上げた小型セダン「エラントラ（韓国名：アバンテ）」も１万６８３６台に落ち込み、前月の販売台数も下回った。

現代自主力モデルのソナタ＝（聯合ニュース）

　起亜自は３月に５万７５０５台と、米国進出後初めて月間販売台数が５万台に達したが、４月は４万７５０５台に減少した。前年同月比は１％増。

　中型セダン「オプティマ（韓国名：Ｋ５）」は１万１０２１台で前年同月比６８．７％、クロスオーバー「ソウル（ＳＯＵＬ）」は１万７１６台で同２．５％、それぞれ増加したものの、前月を大きく下回った。スポーツ多目的車（ＳＵＶ）「ソレント」は９６１０台で、前年同月と前月より減少した。

　その一方で、トヨタ自動車は前年同月比１２．０％増加し、東日本大震災による打撃から立ち直り始めている。

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