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【社会】

白頭山、20年以内に噴火か 震災のプレート運動が影響

2012年5月19日 08時30分

 中国と北朝鮮の国境にある白頭山の山頂に広がるカルデラ湖=2005年(東北大の谷口宏充名誉教授撮影)

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 東北大の谷口宏充名誉教授(火山学)は19日までに、中国と北朝鮮の国境の白頭山(中国名・長白山、2750メートル)について、東日本大震災のプレート運動の影響により20年以内に99%の確率で噴火する可能性があるとの研究結果をまとめた。

 白頭山については韓国や中国の専門家が近く噴火する可能性を指摘。韓国政府が人工衛星や観測所による監視を強化しているほか、昨年3月には南北の民間専門家による対策会議も開かれた。

 白頭山は10世紀に大噴火、北海道や東北地方にも火山灰を降らせたが、それ以外の噴火は十分な研究がなされていなかった。

(共同)
 

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