ナンピン手法を考える 其の11
FXナンピン手法ファンのみなさん、こんにちは。
今日は「ココモ法」というギャンブル必勝法をFXに当てはめてみます。
「ココモ法」とは、1回目で負けたら2回目は1回目の同数を賭け、
2回目も負けたら3回目はからは前回と前々回の和を賭けるという手法です。
基本的に3倍以上の配当がある場合に有効ですが、
これも「資金が尽きない限り」というのがお約束。
マーチンゲール法より少しだけ負担が少ないのが魅力かもしれません。
【例】
NZドルが65円の時、1Lot買います。
ナンピン幅を2円で設定した場合、
65円 1Lot
63円 1Lot 2回目は1回目と同数です。
61円 2Lot 3回目以降は前回と前々回の和。 1+1=2です。
59円 3Lot 1+2=3
57円 5Lot 3+2=5
55円 8Lot 5+3=8
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65円から55円まで2円幅で買い下がった場合、
計20Lot
平均値約 約57.60円
含み損 約52,000円
必要証拠金 20,000円 ⇒ 2010年8月からは規制適用で最高50倍、
2011年8月からは25倍が限度になります。
これも同様に、10円下がった反転を期待したいところです。
マーチンゲール法が93銭戻せば「チャラ + スワップ金利」だったのに対し、
「ココモ法」は2円60銭戻さないと「チャラ + スワップ金利」になりません。
決済と同時にまた1Lotからスタートするのは同じです。
勿論、待って待って半値戻しの60円で決済出来たら大きく利が乗るのも同じ。
更に下がった場合、そのまま法則通り「前回と前々回の和」で買い増しします。
ココモ法も資金が豊富にある場合に有効ですが、
やはりポンド等の変動幅が大きい通貨にはお薦め出来ません。
逆に、相場が最悪どこまで下げるかを想定出来て、
その最低価格まで倍倍で買い増しができる資金計画を立てることが出来れば、 同じく勝利は約束されたようなものです。
その最低価格までのいずれかの価格帯で必ず勝てます。 なので、こちらも今の下げ相場では、やってみる価値はあるかもしれません。
※注意
繰り返しますが、
肝心なのはスタートのポジションサイズと資金、
そして取り引き通貨ペアです。
スタートは1Lot 1,000通貨、資金は最低30万円、
いや、同じく50万円あった方が良いかもしれません。
以下も同様です。
クロス円でお薦めの取り引き通貨ペアは「豪ドル」と「NZドル」のみ。
特に対円では一番安価な「NZドル」が狙い目です。
スワップは「豪ドル」の方が有利ですが、平均値安は「NZドル」が有利です。
「NZドル」なら平均値までのレートがより狭く、その分戻りも早目になります。
如何でしょうか? |
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