健康調査、強力に推進

公明党の秋野公造参院議員は27日夜、鹿児島市内で行われた党鹿児島県本部（成尾信春代表＝県議）主催の党員セミナーであいさつし、福島県民の継続的な健康調査のための予算確保に取り組む姿勢を強調した。

秋野氏は震災後、福島県に何度も足を運んで放射線に関する知識や情報を県民に説明していることに触れ、「民主党政権が放射線に関する正確な情報を発信できず、県民の不安を解きほぐせないのは大問題だ」と批判。その上で、同県民の継続的、長期的な健康調査について、「福島復興の“土壌”づくりであり、（毎年度の）予算の確保に全力を挙げる」と訴えた。

セミナーでは、福島県立医科大の山下俊一副学長が、放射線が健康に与える影響について講演。

伊藤知事が来賓として出席し、あいさつした。