NHK千葉県のニュース　千葉放送局

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児童が２年ぶりに潮干狩り

去年、震災で被害を受けた千葉県船橋市の海浜公園で、地元の小学生たちが２年ぶりに潮干狩りと郷土料理のあさり汁を楽しみました。船橋市の湊町小学校では、地元の自然に親しもうと、毎年、ふなばし三番瀬海浜公園で潮干狩りを行ってきましたが、公園が震災で被害を受けたため、去年は中止になりました。
復旧工事がほぼ終わって先月、海浜公園がオープンしたことから、１８日、児童と保護者らおよそ６００人が参加して２年ぶりの潮干狩りを楽しみました。
このあと、保護者らが海岸で調理した郷土料理の「ふうかし」と呼ばれるあさり汁がふるまわれ、児童たちは持ってきた弁当と一緒においしそうに味わっていました。「ふうかし」は、少なめのみそを入れて味付けした素朴なあさり汁で、あさり漁が盛んな船橋市には、以前、あさりを蒸して殻と身を分けるための「ふかし場」と呼ばれる加工場が多くあったことから、「ふうかし」と呼ばれているということです。
あさり汁を食べた児童は「去年は食べられなくて残念でした。ふうかしはアサリの味がしっかりしていておいしかったです」と話していました。

05月18日　19時57分

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