Google+で「日本一」になったこと
坂口綾優といいます。福岡県北九州市出身です。早稲田大学社会科学部の3年生をやりながら、写真を撮ってGoogle+に投稿したりしていました。その中で、この記事が話題になりました。
普通の女子大生がなぜ、Google+で「日本一」になったのか
http://nanapi.jp/topics/68
初めはとても驚きましたが、たくさんの人から反応をいただいて嬉しかったです。
2つの奨学金が停止したこと
私は学費と生活費を奨学金とアルバイトだけでやりくりしながら大学に通っていました。写真やSNSに出会う前、1~2年生の時はたくさんのお金を給付される、条件の良い奨学金をもらうことができたため、そのおかげで大学に通えていました。しかし現在、それまでの良い成績をキープできずに奨学金を打ち切られてしまい、学費が払えない状態になってしまいました。
初めは授業を休んでアルバイトで学費を払おうとしましたが、ますます成績が下がって奨学金が止まり(早稲田大学校友会と日本学生支援機構、2つの奨学金を受けていました)、結局まだ続けたい大学を辞めるしかない状態になってしまいました。そもそもGoogle+は就職活動のために始めたのですが、大学を中退になりそうな状態では通常の就職活動を続けることは不可能になってしまい、なんのために大学に入ったんだろう、と感じました。
現状で大学生活を続ける方法は無いため、大学に通うのはあきらめてフリーターをやりながら写真を撮ったりしようと思っていたところ、ヨシナガさん・家入さんに興味を持っていただき、大学卒業のためにクラウド・ファンディングによる寄付で学費を集めてみようというお話を頂きました。
私の選んだ挑戦
日本にはいくつもの奨学金のシステムがありますが、私のように学費が払えず大学を中退する学生も多いというニュースを目にします。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-167997-storytopic-7.html
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20111026/223438/?rt=nocnt
奨学金の停止を始めとした経済的な理由で大学を諦めるというのは、今までは当たり前のことでした。私も、このまま大学を中退するのが当然なのだと思います。
しかし、今ならインターネットの力を使って、その「当然」を少しだけ変えられるかもしれないと思いました。
どんな結果になるかはまだわかりませんが、私はこのサービスをきっかけに、これまでの奨学金以外の方法で学費を集める挑戦を行えればと思っています。
プロフィール
- 名前
- 坂口綾優
- 出身地
- 福岡県北九州市
- 居住地
- 東京都在住
- 所属
- 早稲田大学社会科学部(希望)
- 趣味
- 中学・高校では吹奏楽部でトランペット
- コメント
- 「沖縄大学は年間4人に1人が中退している。その9割近くが学費が払えないという経済的理由だった」というニュースを読んだことがあります。クラウド・ファンディングで学費を支払う新しい形として、このプロジェクトを成功させるためにがんばりたいと思います。
もし「奨学金が払えず退学寸前」「学生のうちに挑戦したい事がある」という方はLivertyチームとプロジェクトをやりましょう。
僕らはこれからも色んな人たちをサポートしていきたい。
Liverty代表 家入一真 / support@liverty.jp
Support member
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Kazuma Ieiri
Liverty 代表 -
Yuta Tsuruoka
partyfactory Inc. -
Yoshinaga Bokutitsu
僕秩 -
Satoru Itabashi
MONOspace -
Minori Kikugawa
MONOspace