呉市幸町の市立美術館で開催中の特別展「スペインの巨匠ミロ展」（同美術館、中国新聞社など主催）の入場者が１６日、５千人を突破した。

　５千人目は廿日市市の主婦松原和枝さん（６０）。夫の篤美さん（６４）と訪れた。寺本泰輔館長から図録など記念品を受け取った松原さんは「月に何度か夫婦で県内の美術館を巡っているけど、こんな経験は初めて。いい日だわ」と喜んでいた。

　同展はスペインを代表する芸術家ジョアン・ミロ（１８９３〜１９８３年）の版画１４５点を展示している。２７日まで。午前１０時〜午後５時。月曜休館。

【写真説明】寺本館長（右）から記念品を受け取る松原さん夫妻