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2ちゃんねる創設者が反論掲載5月17日 12時4分
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インターネットの掲示板「2ちゃんねる」が、警察庁が委託する財団法人から削除を求められた違法な書き込みを放置したとされる問題で、掲示板の創設者で元管理人の男性が「財団法人が情報を違法と決めることはできない」などとする反論をブログに掲載しました。
この問題は、「2ちゃんねる」が、警察庁の委託を受けた財団法人が運営する「インターネット・ホットラインセンター」から削除の要請を受けた薬物の取り引きなどの違法な書き込みを削除せず、5000件を放置したとされるものです。
これについて「2ちゃんねる」の創設者で元管理人の西村博之氏が、自身のブログに反論を掲載しました。
この中では、警察からの削除要請のメールは2通だけで、それについては削除済みだとしたうえで、ほかの数千件のインターネット・ホットラインセンターからの要請は「財団法人が情報を違法と決めることはできない。合法の可能性もある情報の削除依頼を不適切な手段で送って、対応されなかったというだけだ」としています。
一方、警察庁は「削除要請は弁護士などの有識者が作ったガイドラインに従って適切に行われている」としています。
「2ちゃんねる」を巡っては、覚醒剤に関する書き込みを削除しないことで、覚醒剤の購入をあおる行為を手助けした疑いがあるとして、関係先が警視庁の捜索を受けています。
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