アップル次期アイフォーン、液晶パネルはシャープなど3社=関係筋

2012年 05月 16日 23:27 JST
 
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[東京 16日 ロイター] 米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)の次期「iPhone(アイフォーン)」の液晶パネルの供給は、シャープ(6753.T: 株価, ニュース, レポート)、韓国LGディスプレー(034220.KS: 株価, 企業情報, レポート)、ジャパンディスプレイの3社が行う方向で調整が進んでいることがわかった。

次期アイフォーンの画面サイズは現行の「4S」より大きくなる見込みで、アップルは液晶パネルの少量製造を発注したもようだ。複数の関係筋がロイターに明らかにした。

関係筋によると、次期アイフォーンの画面サイズは現行の3.5インチから4インチ程度に大型化する見込みという。液晶パネルの供給に向けてアップルと調整しているシャープなど3社は少量のサンプル生産を行っている段階で、早ければ6月にも液晶パネルの本格供給を開始できる見通し。順調にいけば、夏以降に本体生産を開始し、昨年の4Sと同じタイミングの10月にも発売が可能になるという。

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5月16日、関係筋によると、米アップルの次期「iPhone(アイフォーン)」の液晶パネルの供給は、シャープ、韓国LGディスプレー、ジャパンディスプレイの3社が行う方向で調整が進んでいる。写真は都内の家電店で。2009年10月撮影(2012年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

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