韓国の現代自:1-3月は31%増益、予想以上-セダンが好調
4月26日(ブルームバーグ):韓国最大の自動車メーカー、ヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)の1-3月(第1四半期)決算は、純利益が前年同期31%増と、市場予想を上回った。セダン「エラントラ」やサブコンパクトカー「i20」の欧米での販売好調が寄与した。
同社が26日発表した資料によると、純利益は2兆4500億ウォン(約1750億円)と、前年同期の1兆8800億ウォンから増加。ブルームバーグがまとめたアナリスト25人の予想平均は2兆700億ウォンだった。売上高は11%増の20兆1600億ウォン。
営業利益は25%増の2兆2800億ウォン。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均(2兆1100億ウォン)を上回った。セダン「ソナタ」と「アクセント」などの好調を背景に1-3月期の米国での販売台数は15%増えた。欧州では13%伸びた。i20人気などが背景だ。
未来アセット・セキュリティーズのアナリスト、キム・ビョンガン氏は決算発表前に「現代自は販売目標を上回る可能性がある。10万台追加するかもしれない。米自動車市場の予想を超える回復は現代自にとって大きなプラス要因になるだろう」と述べた。
原題:Hyundai Motor Profit Rises 31%, Exceeding AnalystEstimates (1)(抜粋)
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更新日時: 2012/04/26 15:16 JSTニュース一覧
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