今期の国内太陽電池出荷、全量買取制度で約2倍に-業界団体 (1)
5月17日(ブルームバーグ):太陽光発電協会の片山幹雄代表理事(シャープ会長)は、今期(2013年3月期)国内太陽電池出荷が前期の約2倍の2.5ギガワット(ギガは10億)を超えるとの見方を示した。7月の再生可能エネルギー全量買取制度導入が追い風としている。
片山氏は同制度導入が「英断だ」と評した上で、住宅施工業者などから協会への問い合わせも倍増していると語った。同氏によると前期の出荷実績は1.3ギガワット程度。同協会は17日、国内の住宅用太陽光発電システム設置が4月末までに累計100万件を突破したと発表した。
シャープは太陽電池で国内最大手。同社自体は今期の太陽電池事業について、販売量を同30%増の1.4ギガワット、売上高は同16%増の2600億円と予想している。
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更新日時: 2012/05/17 18:17 JSTニュース一覧
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