今村岳司/いまむらたけし】
imamura
西宮市議会議員。
1972年西宮市生まれ。
タイトル

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2012-05-16

本日の尼崎市長の対話集会で、西宮市長の発言の話が出ました。


これの続編。

西宮市長が「西宮の土地だけキレイであればいいというのは間違っている。西宮の子供達だけキレイであればいいわけではない。痛み分けをすべきだ」と、東葛地域などからの避難者に対して、ガレキ問題で発言したようです。

の件。

この動画をご覧ください。
本日晩方、尼崎市立すこやかプラザで行われた
「震災がれきの受け入れについて稲村市長とともに考える対話集会」の模様です。

ustreamの動画はこちら
この1:37'20''くらいから。

男性が質問されて、それに稲村尼崎市長がお答えになります。

(質問者の男性)西宮の例を出させてもらいますね。
西宮市も同じようにやられているみたいなんですけども、
ちょっと市長さんね、あんまりいいこと言ってないですね、こないだ。
「みんなで被災しよう」みたいな。
「みんなで被災しよう」ではないけれど、
痛み分けだということで率先して瓦礫を受け容れるような発言をされたんですけども、
ご存じですか、そのへんは市長としてどのようにお考えなんでしょうか。

(稲村尼崎市長)西宮市長からは、その通りの発言を私も直接うかがっております。

市当局はいまのところ問い合わせに対して、そのような市長発言はなかったと答えているようですが、
公人である尼崎市長が、しかも「直接うかがった」と言っておられます。

さて、「そうだ、西宮は放射能瓦礫を受け容れるのだ。痛み分けだ」と言うのか、
それともこの発言を取り消すために対策を講じるのか。

我々はこちらで申し入れしておりますとおり、
「市民の安全・安心を最優先とし、通常の放射線量程度を超える瓦礫は受け入れないこと」を要望しています。
議会からできることはなんでもするつもりです。

何度言っても言い足りないので改めて言いますが、
西宮市当局の最低限の仕事は、西宮市民の安全・安心を守ることです。

絶対に、通常の放射線量程度を超える瓦礫の受け入れははさせません。
西宮市議会は(いよいよ西宮市当局から)西宮市民を守るため、その存在意義に賭けて、絶対に譲れないところです。

誰に会っても、「しかし日本は終わっとるね」「西宮市は終わっとるね」と言われます。

でも私は答えています。
「だいじょうぶだよ。議会は他の市よりよっぽどまとも。必ず西宮市議会が西宮を守って見せますよ」と。
そしていつも続けます。
「だって、人死にが出ていたり、飢えたりしているわけじゃないし。諦めずに議会で活動しています」と。

でも、この問題は、「人死にが出たり」のレベルの問題です。
ほんとうに看過できません。