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欲望はすべての絶望をしのぐ DVD付


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欲望はすべての絶望をしのぐ DVD付
著:天野雅博 1,575円
四六判 ISBN 978-4-86063-445-2
【担当編集者のコメント】
 天野さんが『貧乏は完治する病気』を出版したのは、ほぼ1年前のことでした。養護施設を出て少年院からの脱走を繰り返し、少年刑務所にまで送られたものの、その後ビジネスで大成功を収めた天野さんが、「貧しさとは何か」「カネとは何か」について著わした前著は大きな反響を呼び、6万部を超えるベストセラーとなりました。その後、より天野さんについて知りたいとの要望が読者の方々から多く寄せられましたが、その声に応えて、ご自身の体験と考え方をより赤裸々に執筆されたのが本書です。どん底の人生から勝ち抜くためには何が必要かが余すところなく書かれた本書、ぜひご一読ください。
【著者のコメント】
 夢は欲望から生まれます。そして絶望が深ければ深いほど、強い欲望が生まれてきます。その欲望を察知して、それを夢という形にして、とにかく何かを始めてみる。大切なのはこのことです。前著でも書きましたが、私は親に捨てられ、極北の地の養護施設で育ちました。しかしそこから頭一つ、腕一つで47の会社のオーナーになりました。
私にもできた。この本を読んで下さる方々も、まずは自分の夢=欲望をしっかり見つめていただきたいと思います。その欲望をかなえるべく動き始めれば、やがてそれ以上の、欲望のない世界も経験できるでしょう。
【著者はこんな人】
天野雅博(あまの・まさひろ)
1967年10月、北海道新ひだか町静内出身。両親から認知されず、幼少期を養護施設で過ごす。小学生時代から放浪癖があり、施設の脱走を繰り返す。暴走族を率いたかどで、少年院生活を送る。3度の少年院を経験し、松本少年刑務所へ入る。出所後、リサイクルブティックを7店舗経営し、大成功を収める。その当時の経営手法は、『起業士・天馬〜運命よ そこをどけ 俺が通る〜』シリーズ3作で映画化された。Vシネマ業界初の起業ハウトゥー・ムービィーとして注目を集め、TSUTAYA上半期ランキング1位を獲得。酸素事業や、酸素バーを展開し、全国に酸素ブームを巻き起こした。その様子はNHK『おはよう日本』をはじめ各テレビ局で放映された。33歳で酸素事業を売却し、独立起業家支援を始め、2年間で47社のオーナーとなり、ペット保険や男性化粧品などを世に出した。現在は、世界的カジノビジネスプランナーとして活動、世界のカジノホテルのVIPでもある。プライベートジェット会社の運営に携わるほか、2010年には焼酎が無料の居酒屋チェーン「居酒屋革命」が大きな話題となった。著書に『貧乏は完治する病気』(あさ出版)など。

■■本書の目次■■

 はじめに

第1章 マイナス三〇度の世界

寒さの極限
  体感温度と心感温度/苦しみだけで、人は死なない
競走馬の悲哀
  競走馬のふるさと/血筋のよさは幸せを保証しない
アイヌの英雄
  仁義なき戦い/弱肉強食が世の習い
ザラ板から学んだ知恵
  風呂と洗濯は週に二回/本能として備えている知恵
太鼓なんていらない、食いモノ持ってこい
  太鼓を聞いてもお腹はふくれない/子どもたちの胸の内
コインロッカーベビー
  子どもはコインロッカーから生まれる!/ついに弟をGET!?
爪を切ってくれた先生
  爪は私の命/女の先生に見た母親像
私は親に二度捨てられた
  母と再会したときのやりとり/母の最後の言葉

第2章 どん底なんてない

どん底は無限
  下を見てもきりがない/奈落の底も心地よい
石橋を叩いて渡る愛
  立ち小便試験紙/淋しさの原因はただ一つ
青春の傷痕
  私は生きていた/リストカットでけじめ/身体障害者になりそこねる/一〇年目のサヨナラ
新聞に載る人間になる
  「お前は将来、必ず新聞に載る人間になる!」/自分の意志で少年院を選ぶ
オレはこう生きていく
  「小学生ヒール」の誕生/親への復讐に燃えて
特別少年院の日々
  確かに「特別」だ〜!/絶対零度の日々
親を殺した友
  あなたは、ここに来る人ではない/お母さんがいい人だったらいいね
彼女が死んだ日
  不幸は、幸福のすぐ隣にある/女なんて、信用できるか!

第3章 常識はずれ

人と同じことをするのがダメな私
  いつも「???」だった私/質問に答えられない大人たち
常識からの脱出
  遭難はなぜ起きるのか/冒険家とは「常識の壁を破る人」
「そこに山があるから」
  何かを始めるのに理由はいらない/目立つからチャンスが寄ってくる
中国ビジネスは、むずかしい
  電動アシスト自転車に着目/届いたシロモノは
鵜飼いぼっち
  「おれは鵜飼いだ!」/自分への怒り/今度は「二人でやる事業」
やる気強奪者
  やる気を他人に求める人たち/私も昔は「やる気強奪者」だった
引き戻しの法則
  慣性の法則/飛ぼうとする人間は引き戻される

第4章 突破するビジネス

「居酒屋革命」
  酒屋が酒をタダにする?/「とりあえず」北海道へ
前代未聞どころじゃない
  「ラーメン革命」の誕生/「おでん革命」/「仲よくしよう」の意味
手形の正しいパクリ方
  手形も借用書もない/行動開始
時代は変わる
  時代のエポックが来た/人類が本気になるときとは
親は、親だから偉いのか
  再開した母への言葉/子育てという投資
寮長先生との最後の会話
  三〇年ぶりの電話/きつかった最後のひと言
信頼の原点は家族
  人間不信だった私/裏切られた数だけ勝ち組に近づく

第5章 どう生きる?

命の選択
  自分の生き方は自分で決める/自分に与えられた課題
なぜ好きなことをするのがいいのか
  感動が記憶を定着させる/何歳からでも勉強はできる
未知なる道
  未知だからこそ、人生は楽しい/すべては「今」のためにある
昨日には、もう戻れない
  私たちに明日はやってこない/「今」行動を起こすしかない
これでいい、はずがない
  人生は常にプロセス/そこで一巻の終わり
あきらめが失敗の本質
  続ける限り失敗は存在しない/水が出るまで掘り続ける
発想力と企画力
  企画力は後天的なもの/「ココロの記憶」が重要
プロとアマの違いとは?
  プロは肩ひじを張らない/プロとはこだわりを捨てられる人
脳内事件簿
  脳内離婚はすでに一〇〇回/取り越し苦労は負の連鎖を引き起こす
糖尿病は病気じゃない
  糖尿病はアル中と同じ/うつも病気ではない
本を読まないと、バカになる
  ネットでは、本当の知識が身につかない/本を読むと、顔が変わる
恒星人間 vs 惑星人間
  恒星は動かず、惑星はその周囲を回る/衛星人間という存在

エピローグ


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