[銃・雑記]::Pit Bull 40 S&W
リムレスのアモを使うリボルバーは、ムーン・クリップを用いるというのが、ここ100年間の常識でした。
ムーン・クリップを用いないリボルバーも幾つか生み出されましたが成功したと言えるリボルバーは皆無でした。
リム付きのアモがあるのに何故リムレスのアモをリボルバーに使いたがるかですが、
世の中には好まれるアモが存在します。例えば45ACPとか40S&W,9mmパラです。こういったアモは、量産効果で安くなるので経済的な上に、弾薬の効果も優れています。マグナムでは威力があり過ぎて、スペシャル弾では威力に不安が残るリム付きのアモよりは目的に合った銃弾が選択できるのは魅力的な訳です。
チャーター・アームズはムーン・クリップを用いないリボルバー:ピットブルを送り出しました。
どうやってリムレス弾を保持し、排出するのか興味がありますよね。
エキストラクターの中に、エキストラクターを内臓しているのです。
内臓エキストラクターは可動するようになっており、弾薬を詰めると一時的に引っ込みリムの窪みの部分で元に戻りリムを保持する仕組みです。
イジェクトする時に、内臓エキストラクターが外れにくいように、エキストラクターの形状は通常のリボルバーと同じようにアモを保持できる形状(星型?)にしてある所が味噌でしょうか?
この形状なら、内臓エキストラクターがアモに密着するのでイジェクトが簡単そうです。
S&WとかTaurusが、すぐに真似しそうですが、特許があるそうです。
40S&Wはリムの太さが357マグナムや38スペシャルと同じくらいなので、
スピード・ストリップが使えます。 |
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