“大飯原発の特別監視” 町長が評価

5月18日 0時26分

福井県の関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡り、藤村官房長官が、大飯原発の運転を監視する特別な体制を政府として具体的に検討していく考えを示したことについて、地元・おおい町の時岡忍町長は「国の姿勢として評価したい」と述べました。

大飯原発の運転再開を巡り、福井県の西川知事が国に運転を監視する特別な体制を求めていることについて、藤村官房長官は１６日、政府として具体的に検討していく考えを示しました。
これについておおい町の時岡町長は１７日夕方、記者団の取材に対し、「地元が求めていたことを聞いていただいてありがたい。国の姿勢として評価したい」と述べました。
また、町長自身の運転再開の判断については「福井県の原子力安全専門委員会の見解が重要な要素だが、見解が出された次の日に判断するというわけにもいかない」と述べて、委員会の見解が出されたあと一定の時間を置いて慎重に運転再開の是非を判断したいという考えを示しました。