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原発事故調 国会議員を招致質疑へ
5月17日 4時15分

原発事故調 国会議員を招致質疑へ
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国会の原発事故調査委員会は、17日から海江田元経済産業大臣ら国会議員を参考人として招致し、質疑を行うことにしており、原子炉を冷やすための海水の注入を巡って、東京電力と総理大臣官邸の間でどのようなやり取りが行われたのかなどを検証することにしています。

国会の原発事故調査委員会は、去年12月以降、東京電力の幹部や被災地の自治体の関係者などを参考人として招致して質疑を行ってきており、これまでの調査で、政治家が必要以上に事故対応に関与したことが、現場に混乱をもたらしたおそれがあるという見方を示しています。
事故調査委員会は17日、国会議員としては初めて海江田元経済産業大臣を参考人として招致するのに続き、当時、官房長官を務めていた枝野経済産業大臣を今月27日に、菅前総理大臣を今月末にも招致して質疑を行うことにしています。
調査委員会は、質疑を通じて、原子炉を冷やすための海水の注入や、福島第一原発から作業員を撤退させることなどを巡って、東京電力と総理大臣官邸の間でどのようなやり取りが行われたのかなどを検証することにしています。
そして、来月中の最終報告書の取りまとめに向けて、政府首脳らの当時の対応に問題がなかったか明らかにしたいとしています。

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