信用のおける、とある方からメールが送られてきました。
私も活動家の皆様と同じ気持ちであり、彼らが逮捕されたことに深い悲しみと憤りを感じているのは事実です。
ここに紹介しますのは、西村修平氏の記事です。
私は安田浩一氏と仲の良い西村修平さんと親しくしているわけではありませんし、今でも連絡を取り合っているわけでもありませんし、(思考力のないバカはすぐ「修平とJellyがくっついた!」とかすぐ噂を広めるので)この記事の言い回しなどにも不快感を覚える部分もあります。
しかし逮捕されている彼らの支援をしつつも、私たち関西の活動家が今考えねばならないことを地に足を着けて深刻に受け止め、冷静に考えるべき時期がきているという点では西村修平氏の発言には同調するべき部分があります。
これは私や関西の人間が最も重く受け止めなければならない事象だと思います。
現代が幕末ならば、彼らは英雄になれますが、
残念ながら今を生きる私たちへの社会の目は現実的に見ればとても厳しいものです。
ニコニコ動画などの応援コメント=絶対的な民意ではありません。
ニコニコ動画を観ている若者は何も知らず、無責任にコメントしている方々も多いからです。
90%が平和ボケのお花畑を相手に覚醒させるのは至難の業です。
悲しいかな、私たちが目立つ行動をすればするほど世に見放される結果を招く時代になっています。
AmericaやUKなど海外を見渡してみれば、デモ行為においては日本国民はおとなしすぎます。
しかし逆に日本で海外と同様の過激なスタイルで抗議を行うと、この国ではほとんどの人からそっぽを向かれます。
それは活動での逮捕などを通して私も実感しました。
刃を抜かれた、去勢された日本国民をどうすれば覚醒できるのか?
焦ると大火傷を負うこの日本では戦後左翼の躍進から学ぶ必要もあると思いますし、私たちは冷静になって、もう一度考えるべき時が今きていますね。
信頼のある、とある方からのメールです↓
西村氏個人の資質は各自の判断に任せますが、色眼鏡を取っ払って真摯に氏の警告を考えてみませんか。
逮捕劇の事実誤認はあるかも知れませんが、数ある中の一つの意見として、文章の是非を論ずる値打ちはあると思います。↓
ロート製薬逮捕は不当にあたらない
西村斉、荒巻靖彦君ら4人がロート製薬へ抗議に乗り込み、「強要容疑」で逮捕された件に関し、これを愛国運動への弾圧又は「不当逮捕」だとの声が上がっている。
しかし今一度、事実関係を冷静に見て取るべきではないか。
ここでは逮捕者が発した言葉が如何なる重み、社会性を持つかについて論ずるのであって、領土問題とか女優キム・テヒのテレビCM起用の是非は論ずるのではない。
【「右翼」を脅しに使う卑怯】
逮捕された代表格にあたる西村斉君は自らが流した動画で、
「右翼を紹介するから右翼の事務所へ行って言え」
「きっつーい所紹介したるわ」
と言いたい放題だが、この文言が「行動する保守」の常套語であるのならいざ知らず、どうしてこれを誰もが問題視しないのか。
彼らは4人は「右翼」から依頼されて、又は「きっつーい所紹介」するためにロート製薬へ抗議に行ったのか。
愛国市民運動が、「右翼」とか「きっつーい所」を当てにしなければ抗議活動ができないのか。こんなもの、愛国運動、ましてや市民運動が口にすべき言葉ではない。
「右翼」なる言葉で相手を屈服させようとするなど、自らの主体性は何処へ行ったのか。
元々、主体性など無かったのかも知れない。
「きっつーい所」に頼らなければ、ロート製薬に抗議すらできないのか。
できないとすれば愛国市民運動の面汚し、「右翼」という他人のフンドシで相撲を取る、ただの腑抜けモンではないか。真に情けない限りである。
この行為を盲目的に礼賛するなど尋常ではない。
再度、強調するが、ここで論ずるのは領土問題とか女優キム・テヒのテレビCM起用の是非ではなく、あくまでその手法である。
今、ネット界隈では4人の逮捕を「不当」だとして、抗議のデモを行っているが、その参加する方々に伺いたい。
君たちは4人が口にした「「右翼」とか「きっつーい所」云々を、彼らに代わってどう説明するのか。
彼らが発した言辞が社会的に許されるのか、愛国運動並びに市民運動と何の関係があるのか説明して頂きたい。説明するとすれば、「きっつーい所」とは何処の組か、何処の組織なのかと。
【返り血を浴びる覚悟を問う】
お花見気分でデモに参加している方々に注意を喚起する。
社会運動は相手を批判する。批判とはつまり相手を斬る行為です。
相手を斬るとはその返り血を、我が身に浴びるのが当然の前提です。その覚悟が有りや無しや。あなた方が朝鮮総連、ロート製薬にデモをかければ、同じ行為を相手から受ける覚悟をすべきである。
参加者の諸君全員がそれに該当する。
その覚悟がないなら、さっさと足を洗うべきでしょう。
今回の案件は思想問題を扱う公安三課とは違う。
暴力団犯罪取り締まりの捜査四課、「マル暴」がその指揮を執っている。
この事実の重みが理解できないとすれば、知性のあり方は逮捕された4人と同じく、学習能力に相当の欠陥があると言わざるを得ない。
彼らの内2人は執行猶予中の身でありながら、徳島日教組と同じ轍を踏み逮捕された。
下記の声明文「ストレス発散・鬱憤晴らしの無責任を糾す」(平成22年4月20日)は、今回のロート製薬強要事件で逮捕された西村斉君らが徳島日教組に押しかけた直後に出した当会の見解である。逮捕前に出した、今から二年前にさかのぼる声明文である。
この声明文に照らせば、もはやこれは学習能力に致命的な欠陥があるとしか考えられない。
学習能力の欠陥、つまり発達障害児ならぬ「発達障害者」とされる。
抜粋↓
これらの映像は無編集でネット上にYouTube等で紹介されているが、刑事事件の取り調べではまたとない証拠資料として採用され、妨害事実を証明することになる。
自らの映像で自らが起訴される格好の証拠を、自慢げにネットに挙げたままにしているのは笑止の沙汰でしかない。愚かの限りである。
以上は、もし逮捕者が出た場合、不当逮捕にはあたらない。
れっきとした現行犯逮捕である。この点を深刻に考えなければならない。
これは、抗議活動そのものの是非を論じているのではなく、その手法が危険領域に深く入り込んでしまっており、その危険度を誰もが自覚できていない意識の軽薄さである。
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