登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||
最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
妖精姫の牙,
By
レビュー対象商品: RINGADAWN - 妖精姫と灰色狼 (C・NOVELSファンタジア) (新書)
先祖は妖精との建国伝説で必ず美人な第一王女が生まれ妖精姫と呼ばれる国。ちょっと神秘的な湖が登場するぐらいで、魔法なしの剣の世界です。 とはいえ、チートな身体能力の登場人物多数ですが。 そんな王国で起きた王女をとりまく事件の歴史小説といった趣です。 使命感に燃えた王女がこの国を良い国にしてみせると誓い、がんばるといった物語。 主人公は貧民街で育った少年。ちょっとした出来事からお姫さまのお付きの人に取り立てられることに。 成長するとちょっとひねくれた人物になっちゃうんですけどね。 今回は王国内戦をめぐる物語なので、姫の奮闘というよりも剣による活劇中心です。 ところどころ拙いところもありますが、このレーベルらしい一作です。地図やイラストの雰囲気も上々。 この巻でちゃんと完結していますが、3部作出る予定だそうです。雰囲気的には2巻はさらに期待できそう。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
今は昔の御伽話,
By
レビュー対象商品: RINGADAWN - 妖精姫と灰色狼 (C・NOVELSファンタジア) (新書)
BUNBUNさんのイラストに惹かれて手に取った本ですが、大変おもしろく読めました。はじめはタイトルと話の入り方から、御伽の世界の話?と思ったのですが、危機的状況の一国を舞台とした血生臭い戦いの物語でした。 戦や戦闘シーンは読みやすく、圧巻です。 鮮血描写がしっかり書かれていて、なるほど血を被るってこう言うことか、と一人読みながら納得してしまいました。 作中の登場人物は口の悪い、のらりくらりとした灰色狼を筆頭に、一癖も二癖もある人ばかりで飽きさせません。 個人的には女王の素質溢れんばかりの妖精姫が好きです。 あとがきによると、3部作になるそうで。 冒頭の世界地図がこと細かに描かれていたので、次回からは舞台を世界に変えての展開を期待してます。 他のレビューの方が仰っていましたが、最後の挿絵すごく良いですよ。
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
この上ない神作ッ!!!,
By やなめラブ "やなめラブ" (沖縄県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: RINGADAWN - 妖精姫と灰色狼 (C・NOVELSファンタジア) (新書)
今更ながらに読ませていただきました。 レビューという物を書くのはこれが初めてですが、あしからず……。つまりはそうしたくなるほど、素晴らしい作品ということを言いたいわけです。『なんで、もっと早く読まなかったんだ!!』と自分に対して怒り散らしたほどなのですが、まぁそれはさておき……。 他の方も多少触れていますが、ファンタジーとしては少し逸脱としています。しかし、それを思わせない世界観、登場人物の立ち位置、国家の政治論、よくも悪くも独特な兵法、そして、あやめゆうさん独特の語彙や文法表現には痺れました。 編集部コメントに『ページをめくる手がとまらない』とありましたが、ホントにその通りです。騙されたと思わなくても、これは即買いすべきですね。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|