 |
2012年5月16日(水) 19:14 |
|
|
 |
岡山県内の宿泊施設の4割が「違法」
岡山県内のホテルや旅館のうち、約4割に当たる127の施設で、防災設備が整っていないなどの違法状態にあることが明らかになりました。 岡山県では、改善が行なわれているか確認作業を急ぐとしています。
広島県福山市のホテルで7人が死亡した火災を受け、岡山県がまとめたものです。 床面積が600平方メートルを超える岡山県内のホテルや旅館335か所には、建築基準法などにより、3年に一度、防火設備の状況などの報告が義務付けられています。 しかし、全体の4割以上に当たる143の施設からは、報告書が提出されておらず、また127の施設では、避難誘導のための照明の電池が切れたり、煙を逃がすための窓が開かなかったりするなど、違法の状態だということです。 違法状態の施設については、報告書とともに改善計画書が提出されていますが、県では今回の火災を受けて、改めて進捗状況をチェックすることにしています。 また、報告書を提出していない施設に対しては、督促状を送るなどの手続きをとるということです。
|
|