■首都圏中心に「高放射線量」地点続出!!
2011年10月24日、
文部科学省は今月に入って首都圏などを中心に発見が続いている「
高放射線量」地点に対する通報窓口を設置した。
自治体や市民団体が行った調査によって、地表から1メートルの地点の放射線量が
毎時1マイクロシーベルト以上を計測した場合に問い合わせの対象となる。
問合せは月曜から金曜の9:30~18:15まで、電話番号03-5253-4111(内線4630)となる。
首都圏の航空モニタリング調査■首都圏高放射線量計測ランキング
今月中旬以降、首都圏では
毎時1マイクロシーベルトを超える高放射線量を計測している地点が続出している。
中には、
千葉県柏市のように57.5マイクロシーベルトととい高い放射線量を計測した放射能汚染地点もある。
この原因については側溝の破損による空き地土壌への雨水の浸透が放射性セシウムを沈積させたと推測されている。この放射性セシウムは、半減期からみても
福島第一原発事故によってもたらされた見てほぼ間違いがないとされている。
今回は、今月報道された首都圏を中心に
高放射線量計測ランキングをまとめてみた。単位は一時間当たりの放射線量である。()内は計測日、もしくは市民団から自治体への報告日である。
高放射線量計測ランキング(
毎時1マイクロシーベルト以上の地点)
1位:柏市(10/21)57.5マイクロシーベルト
2位:江戸川区(10/18)6.70マイクロシーベルト
3位:船橋市(10/13)5.82マイクロシーベルト
4位:葛飾区(10/18)5.47マイクロシーベルト
5位:足立区(10/18)3.99マイクロシーベルト
6位:足立区(10/19)3.61マイクロシーベルト
7位:松戸市(9月下旬)3.20マイクロシーベルト
8位:軽井沢(10/19)2.80マイクロシーベルト
9位:白井市(10/19)2.74マイクロシーベルト
10位:東村山市(10/19)2.153マイクロシーベルト
11位:東久留米市(10/21)1.247マイクロシーベルト
(報道を独自調査)
航空モニタリング調査(柏市周辺)ポイントは「
雨水」の様である。
側溝の近くや、雨水が溜まりやすい
雨どい、その他水はけの悪い舗装されていない土地などは、危険性が高いのではないだろうか。
福島県以外の地域における周辺より放射線量の高い箇所への文部科学省の対応について(平成23年10月21日) | 文部科学省放射線測定に関するガイドライン柏市内において高い空間放射線量を確認した土壌の測定結果について - 柏市役所柏市内における高い放射線量を確認した地点の国による現場確認について - 柏市役所当面の福島県以外の地域における 周辺より放射線量の高い箇所への対応方針