【シンガポール】交通事故で日本人女性ら3人死亡
5月12日明け方、ショッピングモール「ブギスジャンクション」とMRTブギス駅のすぐ近く、ロチョール・ロードとビクトリア・ストリートの交差点で起きたフェラーリ、タクシー、バイクの3重衝突で3人が死亡する事故が発生したが、そのひとりはタクシーの乗客で日本人女性のイトウ・シゲミさんと判明した。
イトウさんは意識不明の重体でシンガポール中央病院(SGH)に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。14日にシンミン・ドライブの国立葬儀場でイトウさんの通夜がいとなまれた。
夕刊華字紙「新明日報」は、たまたま現場に居合わせた別のタクシーの車載カメラに記録されていた事故の一部始終を写真付きで報道した。撮影時間は午前4時08分21秒で、フェラーリがビクトリア・ストリートから赤信号を無視して猛スピードで交差点に進入し、青信号で通過中のタクシーの側面に激突する様子が映っており、事故原因はフェラーリの信号無視だとみられている。
フェラーリを運転していた中国人のマ・チさん(31)は即死し、同乗の女性(20代/身元未発表)は負傷して病院に搬送された。
イトウさんが乗っていたタクシーの運転手、チェン・テックホックさん(51)は同日午後7時に収容先のタントクセン病院で死亡。バイクの運転手は負傷した。
※第一報では、死亡した女性は「フェラーリに同乗の日本人女性」と報じましたが、正しくは「タクシーの日本人女性乗客」でした。訂正してお詫びいたします。
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