ホテル火災:死者全員の身元が判明
毎日新聞 2012年05月15日 20時49分(最終更新 05月15日 21時16分)
広島県警は15日、ホテル火災で死亡した宿泊客7人のうち、残る男女4人の身元が判明したと発表した。4人は県内在住の中国籍で、2階の同じ部屋の男性(29)と女性(30)、3階の同じ部屋の男性(33)と女性(26)。外国人登録証などの所持品と日本の関係者の証言で身元を確認した。中国の遺族とは連絡が取れているという。
県警はこれまでの3人と同様、ホテルの特殊性などを理由に氏名などを明らかにしていない。日本での滞在目的も公開できないという。これで犠牲者全員の身元が確認された。
一方、県警は日本人男性(46)と中国籍の男性(29)の司法解剖の結果、死因は急性一酸化炭素中毒と発表した。【豊田将志、吉村周平】