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2011/5/19(木)
思いのほか少ない谷沢永一氏の追悼文
昨夜は寝られんかったので、転がっていたこんな本を再読。
躁のときにガチガチに考証で固めた書誌的論文を書いて、欝の時には、学内派閥闘争で元気をだしてという話。すごい( ・ o ・ ;)
自叙伝でもある。「人間、「うつ」でも生きられる」(1998年刊)の増訂とぞ。しかし、1990年代の元版の段階でも、精神科・神経科は行くのがはばかられたというのは、いまとずいぶんちがう(*´д`)ノ
思いのほか少ない谷沢永一氏の追悼文
これも上記同様、もり・やうすけさんからの受け売りだけど。。。
あらためて文献検索して、その功罪のわりにあまりに少ないので、びっくり(×o×)
- 渡部昇一「天下無双の人間通--谷沢永一先生を偲んで」『Voice』(通号 401) [2011.5]
- 渡部昇一「追悼・谷沢永一先生」『Will』(77) [2011.5]
- 坪内祐三「【追悼】谷沢永一さんの思い出、そしてMさんのこと」『新潮』2011/04/07発売号 (5月号)
- 潮匡人「Cross Line 論壇の虚妄を叩き続けた波乱の生涯 」『正論』2011年05月44−45 ※谷沢永一訃報
- 「墓碑銘 期待するから辛辣批評 人間通だった谷沢永一さん」『週刊新潮』2011年03月24日127
誰かが本格的な追悼文を書かねばならぬ。特にその書誌学的功績と瑕疵について。
追記
森さま>あゝ、さうでしたさうでした。わちき等は田川のブンポさんを介して間接的にしか知らんかった人でしたが、今となってはその書誌学的業績につきて価値中立的な評価と、断片になっている遺産を横断的に使えるやうな、主題から検索できる網羅的個人書誌が求められるといふものです。
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リンク元
- 60 http://pipes.yahoo.com/pipes/pipe.info?_id=ced740e9ad2ac87f5d48a5e7ae29cd73
- 17 http://search.yahoo.co.jp/search?p=谷沢永一&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=2&oq=谷沢&pstart=1&fr=top_ga1_sa&b=11
- 17 http://www.google.co.jp/search?q=谷沢永一+浦西和彦&hl=ja&rlz=1T4GGIH_jaJP260JP260&prmd=ivnso&ei=GDfbTafAFI-yuAPTu9WmDw&start=0&sa=N
- 15 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=谷沢永一+追悼&source=web&cd=1&ved=0CCIQFjAA&url=http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20110519/p1&ei=hZvITtb-OImOmQXwpeD3Dw&usg=AFQjCNETy2Om3OavyzK08a7L6Mu3mL9b4A
- 7 http://www.bing.com/search?q=谷沢永一+追悼&FORM=R5FD6
- 4 http://ezsch.ezweb.ne.jp/search/?query=谷沢永一&start-index=26&adpage=5&ct=1301&sr=0101&t=20110815085235&filter=1
- 4 http://www.google.co.jp/m?ie=Shift_JIS&q=谷沢永一+追悼
- 4 http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4RNWN_jaJP225JP226&q=谷沢永一 追悼
- 4 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=web&cd=1&ved=0CCwQFjAA&url=http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20110519/p1&ei=EcBvT4XJFo3NmAWN352lBg&usg=AFQjCNETy2Om3OavyzK08a7L6Mu3mL9b4A&sig2=Xj27gxPHcaLT0o2SL3aTuA
- 4 http://www.google.com/reader/view/
・浦西和彦「谷沢永一先生追悼 大きな空洞をもたらす」『週刊読書人』二〇一一年三月二十五日號(2882號)10面
http://www.dokushojin.co.jp/backnumber/backnumber110325.html
・島地勝彦「グラマラスおやじの人生智 連載227 追悼 谷沢永一先生」『東京スポーツ』二〇一一年四月六日(五日發行)
後者は小生も人から教はったもの、筆者は開高健と親しかった元編輯者です。
文藝誌や論壇誌が碌にやってくれないなら、遲れて出る學會誌にわづかな望みをつなぎますか。今週末廿一日に關西大學で偲ぶ會があるさうで、そこで活字による追悼企劃の話が持ち上がるとよいのですけど。
Cf. http://mainichi.jp/select/person/news/20110422k0000e060055000c.html