第1四半期の米住宅ローン延滞率、08年第3四半期以来の低水準=MBA

2012年 05月 17日 02:13 JST
 
記事を印刷する |
check

 [ニューヨーク 16日 ロイター] 米抵当銀行協会(MBA)によると、第1・四半期の住宅ローン延滞率(季節調整後)は7.40%で、2008年第3・四半期以来の低水準となった。

 前四半期は7.58%、前年同期は8.32%だった。

 

 MBAの首席エコノミスト、ジェイ・ブリンクマン氏は「短期のローン延滞は正常に戻っているが、長期の延滞は依然悪化している」と指摘した。また「一部の州で蓄積している差し押さえ物件が未解決の問題」との見方を示した。

 

 MBAが発表している住宅ローン延滞率とは、返済が1回以上滞ったローンを指しており、差し押さえに入っているローンは含んでいない。

 これまでの延滞率のピークは2010年第1・四半期の10.1%。

  

 ブリンクマン氏によると、返済が1回滞ったローンの比率は3.22%から3.13%に低下し、長期平均の3.1%とほぼ並んだ。

 一方、差し押さえ手続き中のローンは前四半期の4.38%から4.39%に小幅上昇。ただ、前年同期の4.52%からは低下した。

 
写真

預金引き出し加速でパニックも

6月の再選挙を控え、ギリシャで銀行預金の引き出しが加速している。大統領は「パニックの恐れ」があることに言及した。
  記事の全文 | 特集ページ 

特集:デフレ脱却を問う

写真
円高是正は日銀に依存

民主党の前原政調会長は、デフレ脱却に向けて、金融政策の役割は大きいとし、円高是正には相当程度、金融政策に頼らざるを得ないと述べた。  記事の全文 

外国為替

  • ドル/円
  • ユーロ/円

株価検索

会社名銘柄コード
 
写真

昨年11月に史上最低値(75.31円)を記録したドルは、3月には一時84円台まで回復。今後の展開をどう読むか、あなたの6月末の相場予想は。

95円台かそれ以上
93-94円台
91─92円台
89─90円台 
87─88円台
85─86円台
83─84円台
81─82円台
79─80円台
77─78円台
75─76円台
73─74円台
72円台かそれ以下