橋下市長、森関電会長と会談 大飯再稼働は平行線 2012/5/16 11:22
橋下徹大阪市長は16日、関西電力の森詳介会長ら関西財界幹部と、15日夜に大阪市内で会談したことを明らかにした。大阪府の松井一郎知事も同席した。大飯原発3、4号機の再稼働問題や、この夏、関西で予想される深刻な電力不足について意見交換したが、平行線に終わった。
橋下市長は「政府が考えている安全性と国民の認識にギャップがある」と述べ、あらためて早期の大飯原発の再稼働に反対する意向を伝えた。
森会長は「電力会社には安定供給の責任がある。再稼働は必要だ」との見解を示した。
橋下市長は16日午前、市役所で記者団に「トップの話が聞けて良かった」と述べた。