学校給食の食材について
更新日:2012年4月26日
地産地消等についてはこちらをご覧ください
放射線に関する基本方針
松本市では以前から「地産地消」に積極的に取組み、学校給食の食材は出来るだけ地元産を使用しており、現在では約8割以上が長野県産です。
しかし、福島の原発事故による放射線汚染の影響で、学校給食で使用する食材の産地の問い合わせや、産地の公表を求める声があることから、保護者及び市民の皆さんに安心していただくために、学校給食の食材についての基本的な考え方や産地を公表します。
なお、できるだけ新鮮な食材で給食を作っているため、当日処理の食材については、朝納入された時点でないと産地は確定できません。
- 食材の産地(実績)についてはこちらからご覧ください
放射線の測定について
23年10月から市内4給食センターにおいて、放射線測定器による食材の抽出検査を開始しました。
放射線の核種までは判らない簡易な測定器ですが、食材から放出される放射線の量はごく微量でも測定できます。
松本市では独自の安全基準値を定めて、超えた場合にはその食材を使用しないこととしました。
したがって、急に当日の献立を変更せざるを得ない場合もありますので、ご理解をお願いいたします。
- 測定結果はこちらからご覧ください
松本市の食材についての基本的な考え方
1.学校給食の基本方針
- 地産地消を基本に安全な食材を使用する
- 松本地域産
- 長野県産
- 国内産
以前から1→2→3の順に仕入れているが、国内産についてはできるだけ安全な地域から納入するよう業者に依頼している。
また、国内産使用の原則は変えないが、入手困難な物については、やむを得ず国外産を使用する。(ワカメ、カジキ、鮭、イカ等)
2.現状
- 米は100%松本地域産を使用している。
- 牛乳は100%長野県内産を使用している。
- 豚肉はほとんどが県内産を使用している。(青森、熊本、福岡、鹿児島が若干入ることもある)
- 鶏肉は県内産が50%、青森産が50%。
- 牛肉は使用していません。
- 魚はほとんど入札なので、産地を選んで決定している。
- 加工品は材料・成分を確認したうえで、全て栄養士が選定している。
- 保存食(干しいたけ、煮干し等)は、銘柄や産地指定している。
- 調味料(しょうゆ、米油等)はメーカー指定している。
- あらかじめ使用する材料が分かるので、公設市場で作成したカレンダーを基に、できるだけ影響が少ない産地の食材で作れるよう献立を工夫している。
3.今後の方針
- 子どもたちには決して危険なものを食べさせない。
- 今後とも安全・安心な食材を調達するよう努めるが、流通の混乱等により予定した食材の仕入れが困難な時には、献立を変更する場合もある。
- きのこ類について
松本市の学校給食で使用している「きのこ」の生鮮品はすべて長野県内産で、県が実施している放射線検査により安全を確認しています。
乾椎茸や乾燥きくらげ、冷凍のエリンギ等は、納入業者が提出する産地証明書及び放射線検査証明書により安全を確認しています。
長野県の情報はこちらからご覧ください
長野県公式ホームページの放射線等に関する情報のページへのリンクです
お問い合わせ(代表)
教育部 学校給食課
〒399-0006 長野県松本市野溝西3丁目6番1号
電話:0263-86-1130 FAX:0263-86-1150