セ・パ両リーグは15日、開幕からの観客動員を発表し、1試合平均の観客数が昨季より減少していることが分かった。昨季と同じ主催試合数時点の比較で、セは2.4%減の2万6041人、パは6.3%減の2万843人。昨季は東日本大震災によるナイター自粛などが開幕直後の観客動員に影響したが、通常開催の今季も観客減に歯止めがかかっていない。
1試合平均の最多はセが阪神の3万8972人(7.5%減)、パはソフトバンクの3万546人(10.1%増)。オリックスが22.1%減、広島が20.6%減と大幅に落ち込み、西武も11.9%減。日本ハム、楽天、中日も7.4〜4.5%減っている。
一方、親会社が代わって中畑新監督が話題のDeNAは15.2%増と伸ばした。昨季は震災の影響が大きかったヤクルトが14.2%増、巨人が3.8%増、ロッテが0.2%増。