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阪急・阪神 節電で運行本数の削減も
5月16日 0時49分

阪急電鉄と阪神電鉄は、関西電力管内のこの夏の節電の目標が、15%以上となった場合、列車の運行本数の削減を検討する方針を明らかにしました。

関西電力管内のこの夏の節電の目標について、政府は、おととしの夏と比べて、20%程度とする案と、ほかの電力会社からの融通の上積みが見込めれば15%程度とする案をまとめ、検討を進めています。
これについて阪急電鉄と阪神電鉄は、15日に開かれた持ち株会社の決算発表で、節電の目標が15%以上となった場合は、列車の運行本数の削減を検討する方針を明らかにしました。
阪急電鉄の若林常夫常務取締役は、「去年は車両編成の変更などを行い、おととしと比べて7%を削減した。しかし、15%以上を求められると、これまでの対策では済まなくなる。残念ながら運行本数の削減を考えざるをえない」と述べました。
また、阪神電鉄の秦雅夫常務取締役は、「節電目標が15%以上になると、運行面でも対策を取る必要がある。一方で、高校野球の開催で甲子園球場に客を輸送する責務もあるので、どうやっていくのか厳しい課題だ」と述べました。

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